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『対応が早い制作会社』と『品質が高い制作会社』は別物。納期3日と3週間で実は削られる工程『完全リスト』

『対応が早い制作会社』と『品質が高い制作会社』は別物。納期3日と3週間で実は削られる工程『完全リスト』




『対応が早い制作会社』と『品質が高い制作会社』は別物。納期3日と3週間で実は削られる工程『完全リスト』

「急いでいるのでとにかく早く」と頼んだら、SEO対策がゼロのサイトが納品された。Web制作会社の選び方で「納期」と「品質」を混同すると、こういう後悔が起きます。この記事では、納期の違いで何の工程が削られるかを完全リストで公開し、正しい選び方を解説します。


この記事の結論

Web制作会社の選び方において、「納期が短い=スピードが速い優秀な会社」ではありません。短い納期は「省略される工程がある」ことを意味します。本記事では、削られる工程の全リスト・選び方の判断基準・納期と品質を両立する会社の見分け方を解説します。

要点1: 納期3日の案件では、SEO設計・競合調査・ユーザーテストなど最大8工程が省略される可能性がある
要点2: 「早くて安い」と「早くて品質も高い」は仕組みが根本的に違う。見極めポイントは「工程の見える化」にある
要点3: 依頼前に「どの工程をどのくらいの時間で行うか」を確認するだけで、失敗リスクを大きく減らせる


「なるべく早く作ってほしい」という依頼は、中小企業のWeb担当者からよく聞く言葉です。でも、Web制作会社の選び方で「納期の短さ」だけを重視すると、集客につながらないサイトができあがるリスクがあります。この記事では、納期3日・1週間・3週間で「実際に何が省かれているのか」を工程ごとに整理します。



なぜ「早い制作会社」と「品質が高い制作会社」は別物なのか

結論:時間をかけないと物理的にできない工程が、Web制作には複数あります。

Web制作は「デザインを描く作業」だけではありません。大きく分けると、次の4つのフェーズが存在します。

フェーズ 主な作業 最低所要日数の目安
① 戦略・設計 競合調査・ターゲット設定・サイト構造設計 3〜5日
② デザイン ワイヤーフレーム・UIデザイン・修正 3〜7日
③ 実装・開発 コーディング・CMS構築・SEO設定 3〜10日
④ テスト・公開 動作確認・速度最適化・最終チェック 1〜3日

合計すると、最低でも10日〜25日が標準的な目安です(サイト規模による)。

「3日で作れます」と言う会社がすべて悪いわけではありません。ただし、3日に圧縮するためには「どこかの工程を省いている」か「テンプレートをほぼそのまま使っている」かのどちらかが多いです。

「テンプレート活用」は悪いことではないが、落とし穴がある

テンプレートを使うこと自体は効率的で合理的です。問題は、テンプレートを「御社の業種・競合・ターゲットに合わせてカスタマイズする工程」が省かれているときです。

見た目がきれいでも、「誰に向けたサイトか」が設計されていないと、検索からの集客はほぼできません。


納期別・削られる工程『完全リスト』

結論:納期が短くなるほど、「集客に直結する工程」から削られていく傾向があります。

以下のリストは、実際の制作工程を納期別に整理したものです。確認の参考としてご活用ください。

🔴 納期3日(超特急)で省かれやすい工程

  1. 競合サイト調査(あなたの業界の強い競合が何をやっているかの分析)
  2. ターゲットペルソナ設計(「誰に届けるか」を言語化する作業)
  3. SEOキーワード設計(どの検索ワードで上位を狙うかの設計)
  4. ページ構成の設計(IA設計)(情報アーキテクチャ=サイトの骨格設計)
  5. ユーザー動線の検証(お問い合わせ・購入への導線テスト)
  6. 表示速度の最適化(画像圧縮・キャッシュ設定など)
  7. スマートフォン表示の細かい調整
  8. コピーライティングの検討(文章の説得力を高める作業)

⚠️ 上記8工程のうち、特に①③⑤は「サイトを公開した後に集客できるかどうか」に直結します。省略されると、きれいなサイトはできても「誰にも見られないサイト」になるリスクが高まります。


🟡 納期1週間で省かれやすい工程

  1. 競合との差別化コンセプト設計
  2. 複数デザイン案の提示・比較
  3. ヒートマップ(どこがよく見られているかの計測設定)などの計測設計
  4. CTAボタン(お問い合わせ・資料請求ボタン)の最適化テスト
  5. ページ読み込み速度の詳細チェック

🟢 納期3週間(標準)で行われる工程(削られにくい)

  1. 競合サイト調査と差別化戦略
  2. ターゲットペルソナ・カスタマージャーニー設計
  3. SEOキーワード調査と構成への反映
  4. ワイヤーフレームによる設計の視覚化
  5. 複数デザイン案の提案と比較検討
  6. コーディング・CMS構築
  7. SEO基礎設定(title・meta・構造化データ等)
  8. 表示速度・スマートフォン最適化
  9. 公開前の全ページ動作・表示確認
  10. アクセス解析ツール(Googleアナリティクス等)の設置

「どの工程を省くか」を事前に確認していないままに依頼するのが、最も多い失敗パターンです。依頼前の確認方法については、ウェブ制作を依頼する前に確認すべき8つのポイントでも詳しく解説しています。


品質を保ちながら早い会社の「仕組み」の違い

結論:本当に「早くて品質も高い」会社は、工程を省いているのではなく、工程を「先に標準化」しています。

「3週間かかる作業を1週間でできる」会社があるとすれば、それは次のような仕組みを持っています。

仕組み1:ヒアリングシートの精度が高い

最初の打ち合わせで「業種・競合・ターゲット・強み・ゴール」を一気に引き出せる設計になっています。情報収集の質が高いので、後戻りが少なく、制作がスムーズに進みます。

仕組み2:業種別テンプレートを戦略レベルで持っている

「飲食業向け」「士業向け」「製造業向け」など、業種ごとのSEO構成・導線・コピーの型を持っています。これは単なるデザインテンプレートではなく、「集客に必要な構造」をあらかじめ設計したものです。

仕組み3:SEO・広告・Web制作を社内でつなげている

制作だけでなく、その後の集客(SEO・ウェブ広告)まで一貫して対応できる体制があると、「公開後に何をすれば集客できるか」を織り込んだ設計でサイトが作られます。公開して終わりではなく、作った後のマーケティング施策まで見据えた設計が、初期の工程で行われるかどうかが品質の差になります。


Web制作会社の選び方:確認すべき5つの質問

結論:選び方のカギは「見積もりの内訳を聞くこと」ではなく、「工程の内訳を聞くこと」です。

見積もり金額だけを比較しても、「何が含まれていて何が含まれていないか」はわかりません。以下の5つを必ず確認してください。

# 確認する質問 確認したいこと
1 「SEOキーワード設計は含まれていますか?」 公開後に検索から集客できる設計かどうか
2 「競合サイトの調査はしますか?」 業界内での差別化が設計されているか
3 「ワイヤーフレームは作りますか?」 ページ構成の段階で修正できる機会があるか
4 「公開後の修正は何回・何日間対応できますか?」 アフターサポートの範囲
5 「アクセス解析の設置・初期設定はしますか?」 公開後に成果を計測できる体制があるか

この5問に明確に答えられる会社は、「何をやって何をやらないか」が自社の中で整理できています。逆に、「ご予算次第で…」と曖昧な返答が続く場合は注意が必要です。

Web制作の依頼前に確認すべき内容をさらに詳しく知りたい方は、失敗しないためのチェックリストをこちらでまとめています


「早さ」だけで選んだときに起きがちな3つの失敗

結論:「公開できた」のに「集客できない」という状態が、最も多い失敗パターンです。

失敗①:サイトはできたが検索に出てこない

SEOキーワード設計が省略された結果、どの検索ワードでも表示されないサイトが完成します。きれいに見えても、Googleに「このサイトは何のサービスを提供しているか」が伝わっていない状態です。

失敗②:問い合わせが全然来ない

デザインはおしゃれなのに、「問い合わせはどこから?」「サービスの特徴が読み取れない」という状態になるケースがあります。これはユーザー動線(導線設計)と、コピーライティングの工程が省かれているときに起きやすいです。

失敗③:公開後すぐにやり直しが必要になる

「安くて早かったから頼んだのに、半年後に作り直した」という声は珍しくありません。設計工程を省いて作られたサイトは、拡張性が低く、後から機能を追加しにくい構造になっていることがあります。結果として、最初の費用の1.5〜2倍のコストがかかってしまうケースも見られます。

ウェブ制作の具体的な失敗事例については、実際に多い後悔パターンをまとめた記事も参考にしてください。


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よくある質問(FAQ)

Q1. Web制作会社の「品質が高い」とはどういう意味ですか?

A. デザインが美しいだけでなく、「集客できる設計になっているか」「公開後に成果を計測できるか」「SEO・広告との連携を想定した構造か」を含めて評価するのが正確です。見た目だけでなく、ビジネス成果につながるかどうかが品質の軸です。


Q2. 納期を短くしても品質を落とさない方法はありますか?

A. あります。「すでに御社の業種向けの設計が標準化されている制作会社」に依頼することです。設計を一から行わなくてよい分、工程を圧縮できます。ただし、SEO設計だけは省略不可の工程なので、「SEOキーワード設計は含まれていますか」と必ず確認してください。


Q3. なぜ納期が短い会社は安くなりやすいのですか?

A. 工程数が少ない分、制作会社の作業時間が短くなるためです。ただし、安さの理由が「効率化」なのか「省略」なのかは外からわかりにくいです。見積もりの内訳ではなく、「工程の内訳」を確認する質問が有効です。


Q4. 「納期3日」と「納期3週間」の会社、どちらに依頼すべきですか?

A. サイトの目的次第です。急ぎのイベント告知ページなど、SEOを必要としない単ページなら短納期でも問題ありません。一方、自社の主力サイト・集客を目的としたサービスサイトであれば、工程を省かない3週間以上の納期を確保できる会社を選ぶことをおすすめします。


Q5. Web制作の費用の目安はいくらですか?

A. 制作内容により大きく異なりますが、SEO設計・競合調査・デザイン・コーディングを含む標準的なコーポレートサイト(5〜10ページ程度)では、30万円〜100万円が一つの目安と言われています(【要確認: 自社の標準価格帯】)。超低価格の場合、省略されている工程があるかを必ず確認してください。


まとめ

Web制作会社の選び方で「納期の短さ」だけを見ると、集客につながらないサイトになるリスクがあります。

この記事の要点を整理します。

  • 納期3日の案件では、SEO設計・競合調査・動線設計など最大8工程が省略されやすい
  • 「早くて品質も高い」会社は、工程を「省いている」のではなく「事前に標準化している」
  • 依頼前に「SEOキーワード設計・競合調査・ワイヤーフレーム・アクセス解析設置の有無」を確認するだけで、失敗リスクを大きく減らせる
  • 公開後の集客(SEO・Web広告)まで見据えた設計ができているかどうかが、品質の本質的な差になる

Web制作は「作って終わり」ではなく、「作った後に何をするか」までセットで考えることが大切です。ウェブでのマーケティング全体の流れを理解したい方は、中小企業向けのWeb集客の始め方をまとめたこちらの記事も合わせてご覧ください。


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