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外注先のWeb制作会社が『納品して消えた』後にやるべきこと、引き継ぎチェックリスト全12項目

外注先のWeb制作会社が『納品して消えた』後にやるべきこと、引き継ぎチェックリスト全12項目




外注先のWeb制作会社が「納品して消えた」後にやるべきこと、引き継ぎチェックリスト全12項目

Web制作を外注したのに、納品後に連絡が取れなくなった——そんな経験はありませんか? Web制作の納品後の引き継ぎが不十分だと、サイトのトラブル対応や更新すらできなくなります。この記事では、今すぐ確認すべき12のチェックリストを解説します。


この記事の結論

Web制作の納品後の引き継ぎとは、サイトを「自分たちで管理・運用できる状態」に整えることです。制作会社が消えた後でも困らないよう、アカウント・契約・データの3分野を中心に確認を進めましょう。

要点1: 引き継ぎで最初にすべきことは「ログイン情報の回収」。これがないと何もできません
要点2: 確認すべき項目は全部で12。アカウント・契約・運用の3グループに分けて整理します
要点3: 引き継ぎ完了後は、SEO・広告などのマーケティング施策に繋げるのが次のステップです


「サイトを作ってもらったのに、更新の仕方がわからない」「問い合わせフォームが壊れたのに、どこに連絡すればいいかわからない」——中小企業のWeb担当者・経営者からよくいただくお悩みです。Web制作の納品後の引き継ぎが抜けたまま放置されると、集客の機会損失が続きます。この記事で一気に整理しましょう。



なぜ「納品して消える」が起きるのか

制作会社が納品後に連絡を絶つのは、必ずしも悪意があるわけではありません。構造的な問題が原因のことが多いです。

受注型ビジネスの構造的な問題

多くのWeb制作会社は「作って納品する」ことで報酬を得る受注型のビジネスです。
保守・運用の契約をしていない場合、納品後のサポートは契約外になります。

担当者が別の案件に移っているだけで、悪意はないケースも珍しくありません。
ただし、それで困るのは発注した企業側です。

引き継ぎ書類がなかった場合のリスク

引き継ぎが不十分だと、次のようなトラブルが起きます。

トラブルの種類 具体的な影響
CMSにログインできない 文章・画像の更新が自分でできない
ドメインの管理会社がわからない 更新忘れでサイトが消える可能性がある
サーバーのパスワードを知らない 別の業者への移行もできない
解析ツールのアカウントが引き継がれていない 集客の数値がゼロから出直しになる
保守契約の内容が不明 費用を払い続けていても何も対応されない

ウェブ制作を依頼する前の段階で引き継ぎ項目を確認しておくことが理想です。依頼前の注意点についてはウェブ制作の依頼で失敗しない!確認すべき8つのポイントでも詳しく解説しています。


まず最初にやること——ログイン情報の棚卸し

引き継ぎ作業で最初にやるべきことは、ログインできる場所の一覧を作ることです。
ここができていないと、どの項目も確認が進みません。

最初に確認する3つのアカウント

優先度が高い順に、次の3つから確認を始めてください。

  1. サーバーのコントロールパネル(さくらインターネット・エックスサーバー等)
  2. CMS(コンテンツ管理システム)の管理画面(WordPressなど。サイトの更新に使う画面)
  3. ドメイン管理会社のアカウント(お名前.com・ムームードメイン等)

⚠️ 特に注意: ドメインの更新期限が切れると、サイトが突然消えます。まずドメインの有効期限を確認してください。

情報が見つからないときの対処法

制作会社に連絡が取れる場合は、書面またはメールで「ログイン情報の一覧提供」を依頼しましょう。
連絡が取れない場合は、以下の方法で探します。

  • 契約時のメール履歴を検索する(「パスワード」「初期設定」などで検索)
  • 請求書・見積書からサーバー会社名を特定し、直接問い合わせる
  • ドメイン情報はWHOIS検索(インターネット上のドメイン登録情報を調べるサービス)で確認できる場合がある

引き継ぎチェックリスト全12項目(アカウント編)

チェックリストをアカウント・契約・運用の3グループに分けました。まずはアカウント情報から確認します。

アカウント関連の4項目

# チェック項目 確認ポイント
✅ 1 サーバーのログイン情報 ID・パスワード・管理会社名の3点セット
✅ 2 ドメインのログイン情報 ID・パスワード・有効期限の日付
✅ 3 CMSの管理者アカウント 自社のメールアドレスで管理者権限があるか
✅ 4 メールアカウントの設定情報 サイトに紐づくメールのSMTP設定情報(送受信に必要な設定値)

### チェック時の注意点

CMSの管理者が「制作会社のメールアドレス」になっている場合があります。
その場合、制作会社が廃業したり連絡が取れなくなると、管理者権限を失います。
自社のメールアドレスで管理者アカウントを作り直してください。


引き継ぎチェックリスト全12項目(契約・費用編)

次に、費用が発生し続けている契約関係を確認します。知らないうちに二重払いになっているケースもあります。

契約・費用関連の4項目

# チェック項目 確認ポイント
✅ 5 サーバーの契約者名・支払い状況 制作会社名義になっていないか
✅ 6 ドメインの契約者名・更新タイミング 自社名義かどうか、更新忘れがないか
✅ 7 保守・管理契約の内容と期間 何をしてもらえるか、いつまでの契約か
✅ 8 各種有料プラグイン(追加機能)・ライセンス 年間費用・更新担当者はどこか

### 「制作会社名義」は早めに変更を

サーバーやドメインが制作会社名義のままだと、次のリスクがあります。

  • 制作会社が廃業すると、自動的に契約が解除される可能性がある
  • 費用の支払い状況が自分で把握できない
  • 移転や解約の手続きに制作会社の協力が必要になる

名義変更の手続きは早めに行いましょう。
一般的に、サーバー・ドメインともにオンラインで手続きできます(会社によって手順が違うので、各社の公式サポートページを確認してください)。


引き継ぎチェックリスト全12項目(運用・データ編)

最後に、日常的な運用とデータの引き継ぎを確認します。ここが抜けると、集客の改善ができません。

運用・データ関連の4項目

# チェック項目 確認ポイント
✅ 9 Googleアナリティクス(アクセス解析)のアカウント 自社のGoogleアカウントで閲覧・管理できるか
✅ 10 Googleサーチコンソール(検索状況の確認ツール)のアカウント 自社で所有権が確認されているか
✅ 11 サイトデータのバックアップ 最新のバックアップファイルを自社で保管しているか
✅ 12 更新マニュアル・制作仕様書 ページの更新手順、制作に使ったフォントや色のルール

### 解析データは「最初から」にしない

GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールのアカウントが制作会社のものになっている場合、
過去のアクセスデータがすべて見えなくなります。

新しく設定し直すと、データが「ゼロから」の積み上げになります。
過去データは集客改善の基準になるので、引き継ぎは「権限の追加」で対応してもらうのが理想です。

Web集客がうまくいかないと感じているなら、まずはアクセス解析のデータを手元に揃えることが第一歩です。Web集客がうまくいかない原因と解決策を解説した記事もあわせて読んでみてください。


引き継ぎ完了後の次のステップ

12項目のチェックが終わったら、「守り」から「攻め」の段階に進みましょう。

サイトをマーケティングに繋げる

引き継ぎが完了したサイトは、ただ存在するだけでは集客になりません。
次のステップを順番に進めることをおすすめします。

  1. SEO(検索エンジン最適化)の現状確認: Googleサーチコンソールで「どんなキーワードで検索されているか」を確認する
  2. コンテンツの更新: 古い情報のページを見直す。新しいコラム・事例ページを追加する
  3. 広告(Web広告)の検討: SEOで効果が出るまでの間、広告で集客を補う選択肢を検討する
  4. 定期的な保守契約の締結: 信頼できる制作・運用会社と契約し、次の「消えた」を防ぐ

次の外注先を選ぶときに確認すること

今後、別の制作会社に依頼するときは、最初の段階で引き継ぎの方法を確認しましょう。
「納品後にどこまでサポートしてくれるか」「アカウント情報は自社名義で管理できるか」の2点は必ず聞いてください。

自社でサイトを管理できるかどうかの判断基準については、ウェブ制作を自分でやる場合の注意点を解説した記事も参考になります。

また、Webサイトを起点にマーケティング全体を設計したい場合は、中小企業向けのWebマーケティング完全ガイドが参考になります。7ステップでWeb集客の全体像を把握できます。


「どこから手をつければいいかわからない」という場合は、現状のサイト状況を一度プロに確認してもらうのが早道です。お気軽にお問い合わせください。静岡を中心に、対応スピードを重視した相談対応をしています。


よくある質問(FAQ)

Q1. 「Web制作の納品後の引き継ぎ」とは何ですか?

A. サイトの運用・更新・管理を発注者側が自力でできる状態にするための手続きのことです。ログイン情報・契約情報・解析ツールのアカウントなどを、制作会社から自社へ移す作業を指します。

Q2. 制作会社と連絡が取れなくなった場合、どうやってサイトを引き継げますか?

A. まず契約時のメール履歴からサーバー・ドメイン会社を特定し、直接サポートへ連絡します。サーバー会社に「契約者本人確認」をして、名義変更や情報開示を依頼する方法が一般的です。ただし状況によっては、専門家(弁護士やIT支援業者)への相談が必要になる場合もあります。

Q3. なぜドメインとサーバーを自社名義にする必要があるのですか?

A. 制作会社名義のままだと、制作会社が廃業・閉業した際に契約が失効し、サイトが消えるリスクがあります。ドメインは会社の「ネット上の住所」なので、必ず自社で管理することが大切です。

Q4. GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールは新しく作り直すべきですか?

A. 原則として「新規作成より権限の引き継ぎ」がおすすめです。過去のアクセスデータはサイト改善の判断材料になります。制作会社が協力できる場合は、既存アカウントに自社のGoogleアカウントを「管理者」として追加してもらう方法を選んでください。

Q5. 引き継ぎ作業にかかる費用・期間の目安はどのくらいですか?

A. 状況によって大きく異なります。制作会社が協力的であれば、アカウント情報の共有だけなら数日〜1週間程度で完了することもあります。名義変更や新規設定が必要な場合、外部の業者に依頼するとサービス内容にもよりますが数万円〜が目安です(各社に見積もりを取って確認してください)。


まとめ

Web制作の納品後の引き継ぎは、サイトを「自分たちで動かせる資産」にするための大事な作業です。
放置すると、更新もできず、集客の改善もできない「使えないサイト」になってしまいます。

今回紹介した全12項目を、改めて整理します。

グループ チェック項目
アカウント(4項目) サーバー・ドメイン・CMS・メールの各ログイン情報
契約・費用(4項目) サーバー・ドメインの名義、保守契約の内容、有料ライセンス
運用・データ(4項目) Googleアナリティクス・サーチコンソール・バックアップ・更新マニュアル

まず「ログイン情報の棚卸し」から始めて、1項目ずつ確認を進めてください。
引き継ぎが終わったら、SEOや広告などのマーケティング施策に繋げるのが次のステップです。

「自社だけでは対応が難しい」「引き継ぎの状況を一度見てほしい」という場合は、ぜひ一度ご相談ください。静岡を中心に中小企業のWeb制作・集客を支援しています。対応スピードの速さを強みにしていますので、まずはお気軽にどうぞ。

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