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月の広告費『3万・10万・30万円』別に現実的な問い合わせ数を試算。業種別シミュレーター付き

月の広告費『3万・10万・30万円』別に現実的な問い合わせ数を試算。業種別シミュレーター付き




月の広告費『3万・10万・30万円』別に現実的な問い合わせ数を試算。業種別シミュレーター付き

Web広告の予算・成果の目安は「業種×予算帯」の組み合わせで大きく変わります。この記事では3万・10万・30万円の予算別に、現実的な問い合わせ数をシミュレーションで整理します。


この記事の結論

Web広告の予算・成果の目安は「業種と予算の組み合わせ」で決まります。「とりあえず始めてみよう」では予算を無駄にしやすいため、事前の試算と業種別の相場感を知ることが大切です。

要点1: 月3万円はテスト期間向き、月10万円から本格的な成果が期待できます
要点2: 問い合わせ1件あたりのコスト(CPA)は業種によって1万〜10万円以上の開きがあります
要点3: 予算より先に「LPの品質」と「ターゲット設定」を整えることが先決です



この記事の前提:何の広告?どんな目標?

Web広告と一口に言っても種類はさまざまです。まず前提を整理します。

想定する広告の種類

この記事では以下の2種類を中心に扱います。

広告の種類 特徴 向いている目的
リスティング広告(検索広告) 検索したときに表示される広告 問い合わせ・資料請求など直接的な成果
ディスプレイ広告(バナー広告) サイト閲覧中に表示される広告 認知拡大・リターゲティング(再訪問者への再訴求)

中小企業の問い合わせ獲得を目的とする場合、リスティング広告がメインになるケースが多いです。

成果の指標について

この記事で使う指標を先に整理します。

  • CPC(クリック単価): 広告が1回クリックされるごとにかかるコスト
  • CVR(コンバージョン率、転換率): サイトに来た人のうち問い合わせした人の割合
  • CPA(顧客獲得単価): 問い合わせ1件を獲得するためにかかった広告費

⚠️ 本記事のシミュレーション数値は、業界の平均的な傾向をもとにした「目安」です。実際の成果は競合状況・LP(ランディングページ、広告のリンク先ページ)の品質・ターゲット設定によって大きく変わります。


予算別シミュレーション(3万・10万・30万円)

Web広告の予算・成果の目安を月間で試算すると、以下のようなイメージになります。

月3万円:テスト期間として使う

月3万円は「どんな反応があるか様子を見る」段階です。

項目 試算の目安
月間クリック数の目安 100〜300回程度
問い合わせ数の目安(CVR 1〜3%) 1〜9件程度
CPA(問い合わせ1件あたり) 3,000〜30,000円程度

この予算帯で気をつけること:

  • データが集まるまでに2〜3ヶ月かかります
  • キーワード(検索語句)を絞らないと予算がすぐ尽きます
  • 「試算通りに必ず問い合わせが来る」わけではなく、LP改善とセットで進めることが大切です

月10万円:本格的に成果を目指す最低ライン

月10万円から、データに基づいた改善サイクルが回り始めます。

項目 試算の目安
月間クリック数の目安 500〜1,500回程度
問い合わせ数の目安(CVR 1〜3%) 5〜45件程度
CPA(問い合わせ1件あたり) 2,000〜20,000円程度

この予算帯のポイント:

  • A/Bテスト(2種類の広告を比べて良い方を残す作業)が現実的にできる量のデータが集まります
  • キーワードの種類を増やしながら、効果の高いものに集中できます
  • 運用代行を依頼する場合、代行手数料(相場は広告費の15〜20%程度)が別途かかります

月30万円:競合に勝ちにいく予算

月30万円になると、戦略的な運用が可能になります。

項目 試算の目安
月間クリック数の目安 2,000〜6,000回程度
問い合わせ数の目安(CVR 1〜3%) 20〜180件程度
CPA(問い合わせ1件あたり) 1,500〜15,000円程度

この予算帯のポイント:

  • 複数のキャンペーン(広告のグループ)を同時に走らせられます
  • リターゲティング(一度サイトを見た人への再広告)も組み合わせると効果的です
  • 運用の最適化にかかる工数も増えるため、専門家への依頼を検討する価値があります

業種別シミュレーター:問い合わせ数の試算表

業種によって、クリック単価と問い合わせ率は大きく異なります。以下は月10万円の広告費を使った場合の業種別目安です。

業種 CPC目安(1クリックあたり) CVR目安 月間問い合わせ数(目安) CPA目安
士業(弁護士・税理士等) 300〜800円 1〜2% 2〜6件 1.7〜10万円
リフォーム・建設 200〜500円 1〜3% 6〜15件 7,000〜1.7万円
IT・ソフトウェア(BtoB) 200〜600円 1〜2% 3〜10件 1〜3.3万円
飲食・テイクアウト 50〜150円 2〜5% 13〜100件 1,000〜7,700円
美容・サロン 100〜300円 2〜5% 6〜20件 5,000〜1.7万円
不動産 300〜700円 1〜2% 2〜6件 1.7〜10万円
製造業・工場(BtoB受注) 150〜400円 1〜2% 5〜13件 7,700〜2万円

> ⚠️ 上記はあくまで参考目安です。自社サイト(LP)の品質・競合状況・季節変動によって実際の数字は変わります。「うちは飲食だから必ず100件来る」という読み方はしないでください。

読み解き方のポイント

  • CPAが高い業種ほど「単価も高い」ことが多い → 士業や不動産のように1件の受注単価が大きいビジネスは、CPA10万円でも十分に採算が合います
  • CVRはLPで変わる → 同じ広告費でも、LPの品質次第でCVRが0.5%→3%に改善することもあります。つまり「広告費を増やす前にLPを直す」が先決です

Web集客でうまくいかない理由の多くはLP(ランディングページ)の問題にあります。詳しくはWeb集客がうまくいかない原因と解決策をまとめた記事で解説しています。


「予算より先にやること」3つのチェック

広告費をかける前に、この3つを確認してください。

① LPは「問い合わせしやすい構成」になっているか

広告から来た人が最初に見るページの品質が、すべての成果を左右します。

チェック項目:

  • スマートフォンで問い合わせフォームまでスムーズに操作できるか
  • 「誰に向けた、何のサービスか」が3秒以内に伝わるか
  • 問い合わせボタンがわかりやすい場所に置かれているか
  • 電話番号が目立つ場所にあるか(特にBtoBの場合)

② ターゲットは明確になっているか

「地域×業種×サービス内容」の絞り込みが甘いと、見込みのない人ばかりクリックして予算が無駄になります。

  • ❌ 悪い例:「Web制作 依頼」(競合が多く、単価も高い)
  • ✅ 良い例:「静岡 Web制作 中小企業」「飲食店 ホームページ 制作」(ニッチで単価が下がりやすい)

③ 計測の仕組みはできているか

問い合わせが来たとき、「どのキーワード・どの広告から来たか」がわからないと、改善のしようがありません。

  • Googleアナリティクス(アクセス解析ツール)の設定
  • コンバージョン計測(問い合わせ完了ページまで到達したかを追う設定)

この3つが整っていない状態で広告費をかけても、「広告の成果なのか、SEOの成果なのか」すら判断できません。


よくある失敗パターンと防ぎ方

Web広告の予算・成果の目安を知ったうえで、実際に躓きやすいポイントを整理します。

失敗1:「とりあえず1ヶ月やって判断」してしまう

広告は最初の1〜2ヶ月はデータが集まる準備期間です。1ヶ月で結果が出なかったからといってすぐに辞めると、改善のサイクルが回りません。

防ぎ方: 最低3ヶ月の継続を前提に予算を組む。月3万円なら3ヶ月で9万円の予算枠を確保する。

失敗2:キーワードを広げすぎる

「できるだけ多くの人に見てもらいたい」という気持ちで、関係のないキーワードまで広告を出してしまうケースです。

防ぎ方: 最初は5〜10個の「指名度の高いキーワード」に絞る。データが溜まってから広げる。

失敗3:広告だけ直してLPを放置する

広告の文章(広告文)は良くなったのに、リンク先のページが古いまま・使いにくいままというパターンです。

防ぎ方: 広告とLPは「一体」として改善する。広告費を使う前にLPの見直しを先にする。

LPや自社サイトの品質を見直したい場合は、ウェブ制作の依頼で後悔しないための確認ポイントをまとめた記事も参考にしてください。


中小企業のWeb広告運用は、予算の使い方よりも「何を目標にして、誰に見せるか」の設計が9割です。設計から一緒に考えたい場合は、お気軽にお問い合わせください。静岡を拠点に全国対応しています。


よくある質問(FAQ)

Q1. Web広告とは何ですか?

A. Web広告とは、インターネット上に出稿する広告の総称です。検索結果に出るリスティング広告・サイト閲覧中に表示されるバナー広告・SNS広告などがあります。クリックされたときだけ費用が発生する「クリック課金型」が中小企業には特に普及しています。

Q2. 月3万円の広告費で問い合わせは本当に来ますか?

A. 業種とLP(リンク先ページ)の品質次第では可能ですが、月3万円はデータ収集の期間として考えるのが現実的です。CVR(問い合わせ率)が1%のとき、月3万円・CPC200円なら150クリックで1〜2件が目安。ただし最初の1〜2ヶ月は改善の余地が多く、この目安より少なくなることも多いです。

Q3. なぜWeb広告の予算・成果の目安は業種によって違うのですか?

A. 業種によってクリック競争の激しさ(=CPC)と、ページに来た人が問い合わせする確率(CVR)が大きく異なるためです。士業や不動産は競合が多く単価が高い一方、飲食は単価が低く問い合わせを得やすい傾向があります。同じ予算でも業種が変わると成果が数倍変わることがあります。

Q4. リスティング広告とSEOの違いは何ですか?

A. リスティング広告は費用を払って検索結果の上部に表示される「即効性のある手段」です。SEO(検索エンジン最適化)は記事や自社サイトを育てて自然検索で上位表示を狙う「中長期の手段」です。広告は止めると表示も止まりますが、SEOは資産として積み上がります。両方を組み合わせるのが理想的です。

Q5. Web広告の運用代行の費用はどのくらいですか?

A. 運用代行の費用は広告費の15〜20%が相場と言われています。月10万円の広告費なら1.5〜2万円が目安です。ただし代行会社によって「最低手数料」を設けているケースもあり、月3万円以下の広告費では代行費が割高になることがあります。小予算のうちは、設定だけ依頼してその後は自社で運用するという形も選択肢です。


まとめ

Web広告の予算・成果の目安を整理します。

月の予算 向いている目的 問い合わせ数の目安(CVR1〜3%)
月3万円 テスト・データ収集 1〜9件
月10万円 本格運用の最低ライン 5〜45件
月30万円 競合と本気で戦う 20〜180件

大切なのは、予算の大小よりも「LP・ターゲット設定・計測の仕組み」の3点を先に整えることです。

また、広告はSEOなどの中長期施策と組み合わせることで、広告を止めた後も集客が続く「安定した仕組み」になります。Webマーケティング全体の進め方については、中小企業向けにウェブマーケティングを7ステップで解説した記事も合わせてご覧ください。

「どの予算帯から始めるべきか」「うちの業種のCPAはどのくらいか」など、具体的なご相談はサービス詳細を見るからご確認いただくか、お気軽にお問い合わせください。静岡を拠点に、全国の中小企業のWeb広告・SEO運用をサポートしています。

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