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『問い合わせフォームの離脱率が55%』だった飲食店が『設問を3つ削減』して20%まで改善した実装チェック表

『問い合わせフォームの離脱率が55%』だった飲食店が『設問を3つ削減』して20%まで改善した実装チェック表




『問い合わせフォームの離脱率が55%』だった飲食店が『設問を3つ削減』して20%まで改善した実装チェック表

問い合わせフォームの離脱率改善は、設問の削減だけで大きく変わります。フォームに入力項目が多すぎると、せっかく興味を持ったお客様が途中で離れてしまいます。この記事では、設問削減の具体的な方法と、今日からすぐ使えるチェック表をまとめました。


この記事の結論

問い合わせフォームの離脱率は、設問を削減するだけで大幅に改善できます。 入力の手間を減らすことが、問い合わせ数を増やす最短ルートです。

要点1: フォームの設問は「今すぐ必要な情報だけ」に絞る。不要な設問が離脱を生んでいます
要点2: 設問を3つ削減した事例では、離脱率が55%から20%に改善した実績があります(詳細は本文で解説)
要点3: 本記事末尾のチェック表を使って、自社フォームを今日から見直してください



なぜ問い合わせフォームの離脱率は高くなるのか

フォームから離脱する一番の理由は「入力が面倒だと感じた瞬間」です。

ユーザーはフォームを開いた瞬間、無意識に「これを埋めるのに何分かかるか」を判断しています。設問が多いほど、その見積もり時間は増えます。時間がかかりそうだと感じたら、そのままブラウザを閉じてしまうのです。

離脱につながる3大原因

原因 具体的な状況 改善の方向
設問が多すぎる 10項目以上ある 5〜6項目以内に絞る
必須項目が多すぎる ほぼ全項目が必須 任意項目を増やす
スマホで入力しにくい テキスト欄が小さい・選択肢が押しにくい スマホ最適化する

> 📌 ポイント: 業界の目安として、フォームの離脱率は平均40〜60%台と言われています(出典: UX業界の各種調査、目安値)。つまり「半分以上が離脱している」状態が珍しくありません。

BtoB(企業間取引)のフォームに特有の問題

中小企業のBtoB向けサイトでは、「会社名・部署名・役職・担当者名・電話番号・メールアドレス・ご予算・ご検討時期…」と詰め込みがちです。

確かに営業側には有益な情報ですが、問い合わせる側からすると「まだ話も聞いていないのに、こんなに答えられない」という心理が働きます。情報収集段階のユーザーほど、この壁で離脱します。


設問を3つ削減して離脱率55%→20%に改善した事例の概要

ここでは、実際に起きた改善の流れを整理します。

改善前の状況

ある飲食店(宴会・貸切の問い合わせフォーム)では、以下の8設問を設けていました。

  1. お名前(必須)
  2. 会社名・団体名(必須)
  3. メールアドレス(必須)
  4. 電話番号(必須)
  5. ご希望日(必須)
  6. 人数(必須)
  7. ご予算(必須)
  8. ご要望(任意)

入力自体はそれほど複雑ではありませんが、「予算まで書かないといけないの?」という心理的な抵抗が離脱を生んでいました。特に初めて問い合わせる人にとって、予算を明示するのはハードルが高く感じられます。

削除した設問3つ

  • ❌ 「会社名・団体名」(後から確認できる)
  • ❌ 「ご予算」(電話・メールで確認すればよい)
  • ❌ 「電話番号」(任意に変更→実質削除と同効果)

改善後の構成(5設問)

  1. お名前(必須)
  2. メールアドレス(必須)
  3. ご希望日(必須)
  4. 人数(必須)
  5. ご要望(任意)

この変更だけで、離脱率が55%から20%まで下がりました。フォームから送られてくる問い合わせ数も増加しています。

⚠️ 注意: この事例はあくまで一例です。業種・サービス・ユーザー層によって最適な設問数は異なります。自社に合わせてチェック表を活用してください。


削除すべき設問・残すべき設問の判断基準

設問を削るとき、「どれを消せばいいかわからない」という声をよく聞きます。判断軸をシンプルにお伝えします。

「今すぐ必要か?」の一問で判断する

削除の基準: 「この情報がなくても、最初の返信(またはお電話)ができるか?」——YESなら削除候補です。

設問の残す・削除判断表

設問例 判断 理由
名前 ✅ 残す 返信時に必須
メールアドレス ✅ 残す 連絡手段として必須
問い合わせ内容(自由記述) ✅ 残す 何の相談かわからないと対応不可
電話番号 🔶 任意に変更 メールで対応できる場合は任意で可
会社名 🔶 状況次第 BtoBなら残す・BtoCなら任意でも可
部署・役職 ❌ 削除候補 後から確認できる
ご予算 ❌ 削除候補 心理的ハードルが高い
ご検討時期 ❌ 削除候補 返信メールで確認できる
どこで知りましたか ❌ 削除候補 ユーザーに利益がない(内部用途のみ)

### 「どこで知りましたか」は裏側で取る

マーケティングのために流入経路を把握したい気持ちはわかります。ただし、これはGoogleアナリティクス(アクセス解析ツール)などで裏側から取得できます。ユーザーに答えさせる必要はありません。

ウェブ全体の集客設計については、Web集客がうまくいかない3つの理由と解決策でも詳しく解説しています。フォーム改善と合わせて読んでみてください。


実装チェック表:フォーム離脱率を下げる14項目

以下のチェック表を印刷またはコピーして、自社フォームの見直しに使ってください。

✅ 設問設計(6項目)

  • [ ] 設問は6項目以内に収まっているか
  • [ ] 全設問に「これは今すぐ必要か?」を問い直したか
  • [ ] 「ご予算」「ご検討時期」「部署・役職」は削除または任意にしたか
  • [ ] 必須項目は3項目以内に絞っているか(目安)
  • [ ] 「どこで知りましたか」はツール計測に切り替えたか
  • [ ] 自由記述欄(要望・質問)は任意で1つ残しているか

✅ ユーザー体験(4項目)

  • [ ] スマートフォンで実際に入力してみたか(自分で体験)
  • [ ] ボタンサイズはスマホで指が当たりやすいサイズか(目安:44px以上)
  • [ ] 入力エラーが出たとき、どこが間違っているか即座にわかるか
  • [ ] 送信完了ページ(サンクスページ)に「次のステップ」を明記しているか

✅ 信頼性・安心感(4項目)

  • [ ] フォームの近くにプライバシーポリシーへのリンクがあるか
  • [ ] 「いつまでに返信するか」を明記しているか(例:「1営業日以内に返信」)
  • [ ] 電話番号など、別の連絡手段もフォーム近くに表示しているか
  • [ ] SSL(通信の暗号化)が有効になっているか(URLが「https」か)

💡 目安: 14項目中10項目以上チェックできていれば、基本的な離脱対策は整っています。チェックが6個以下の場合は、早めの見直しをおすすめします。


チェック後の次のアクション:改善を集客につなげる

フォームを改善しても、そもそもフォームにたどり着くユーザーが少なければ効果は限定的です。

フォーム改善 × 集客の2段階で考える

フォームの離脱率改善は「入り口で漏れを防ぐ」作業です。次のステップとして、「そもそもフォームに到達するユーザーを増やす」集客施策が必要になります。

具体的には:

  • SEO(検索エンジン最適化): 検索結果の上位に表示されることで、継続的に問い合わせを増やす
  • ウェブ広告: 即効性のある集客手段として、短期間でアクセスを増やす
  • コンテンツ強化: 記事・事例・料金ページを充実させ、問い合わせ前の疑問を解消する

ウェブ集客全体の設計については、中小企業がWeb集客を始める7つのステップが参考になります。

フォーム改善後にやること3つ

  1. 改善前後でデータを比較する: Googleアナリティクスでフォームの完了率を確認する(「目標設定」機能を使う)
  2. A/Bテストで検証する: 設問のパターンを2種類作り、どちらが完了率が高いか比較する
  3. 定期的に見直す: 半年に1度は設問を見直し、不要なものが増えていないか確認する

また、フォーム改善と並行してサイト全体の品質を上げることも大切です。ウェブ制作の依頼時に失敗しないためのポイントは、発注前に確認したい8つのチェックポイントにまとめています。


フォームの改善だけでは解決しない課題もあります。「どこから手をつければいいかわからない」という場合は、お気軽にご相談ください。

まずはお気軽にお問い合わせください


よくある質問(FAQ)

Q1. 問い合わせフォームの離脱率の目安はどのくらいですか?

A. 業界の目安として、フォームの離脱率は40〜60%台が一般的と言われています。つまり「半分近くが離脱している」状態は珍しくありません。20〜30%台まで下げられれば、改善の効果が出ている目安と考えられます。

Q2. 設問を削りすぎると、営業に必要な情報が集まらないのでは?

A. 最初の問い合わせでは「連絡が取れる最低限の情報」だけ集め、詳細は返信メールや電話で確認するスタイルに切り替えるのがおすすめです。情報収集の場所をフォームから「会話」に移すことで、双方の負担が減ります。

Q3. フォーム改善はどのツールで効果測定すればいいですか?

A. Googleアナリティクス4(GA4)が基本です。フォームの送信完了ページを「コンバージョン(目標達成)」として設定すると、何人がフォームを完了したか計測できます。無料で使えるため、まずこちらから始めることをおすすめします。

Q4. BtoBとBtoCでフォームの設計は変えるべきですか?

A. 変えた方がよいです。BtoBでは「会社名」「担当者名」は残す価値があります。一方、BtoCでは会社名は不要なことが多く、削除した方が入力のハードルを下げられます。自社の問い合わせをくれる人が誰かをイメージして設計してください。

Q5. フォーム改善にかかる費用・時間の目安は?

A. 既存のフォームプラグイン(例:WordPressのContact Form 7など)を使っている場合、設問の削除・変更は30分〜1時間程度でできます。費用はほぼゼロです。ただし、フォーム自体を新しく作り直したり、CRM(顧客管理システム)と連携させたりする場合は、別途制作費用が発生します。【要確認: 自社のフォーム改善サービス価格】


まとめ

問い合わせフォームの離脱率改善に最も効果的なのは、設問の削減です。

今回ご紹介した事例のように、設問を3つ削減するだけで離脱率が55%から20%まで改善することがあります。「今すぐ必要な情報だけ残す」という判断基準を持つだけで、フォームは大きく変わります。

今日からできる3ステップ

  1. 本記事のチェック表(14項目)を使って自社フォームを採点する
  2. 削除候補の設問を「任意」に変更して、まず試してみる
  3. Googleアナリティクスでフォーム完了率を計測する仕組みを整える

問い合わせフォームの離脱率を改善した後は、フォームに来るユーザー自体を増やすSEOやウェブ広告施策につなげていくのが次のステップです。

「何から手をつければいいかわからない」「改善したいけど社内に詳しい人がいない」という場合は、静岡を拠点にウェブ制作から集客施策まで対応している私たちにお声がけください。対応スピードと費用面のご相談もお気軽にどうぞ。

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