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『Web広告の問い合わせ単価が5,000円から2,000円に改善』静岡企業が実施した診断フローと優先度順の4つの施策

『Web広告の問い合わせ単価が5,000円から2,000円に改善』静岡企業が実施した診断フローと優先度順の4つの施策




『Web広告の問い合わせ単価が5,000円から2,000円に改善』静岡企業が実施した診断フローと優先度順の4つの施策

Google広告の問い合わせ単価を改善したい、でも何から手をつければいいか分からない。そんなBtoB企業の担当者の方に向けて、静岡の中小企業が実際に取り組んだ診断フローと4つの施策を順番に解説します。


この記事の結論

Google広告の問い合わせ単価改善は、「どこで費用が無駄になっているか」を先に診断してから施策を打つことが最短ルートです。闇雲に予算を増やすより、原因を特定してから動いた方が結果につながります。

要点1: 単価が高いままの根本原因は「広告文」「キーワード」「LP(ランディングページ)」の3箇所に集中しやすい
要点2: 静岡企業の事例では、診断→優先度付け→4施策の実行という流れで単価を改善(詳細は本文で解説)
要点3: まずは自社広告の「クリック率・コンバージョン率・品質スコア」の3つを確認することから始める


「Google広告を出しているのに、問い合わせ単価がなかなか下がらない」という声は、中小企業の担当者からよく聞かれます。広告予算を追加しても改善しない場合、問題はたいてい別の場所にあります。本記事では、Google広告の問い合わせ単価改善を実現した静岡企業の実例をもとに、診断の手順と4つの施策を優先度順に紹介します。



なぜGoogle広告の問い合わせ単価が高くなるのか?

問い合わせ単価が高い根本原因は、「広告費は使っているのに問い合わせが少ない」という状態です。

これは主に2つの数字のどちらかが低いことで起きます。

  • クリック率(CTR)が低い: 広告が表示されても、クリックされていない
  • コンバージョン率(CVR)が低い: クリックはされているが、問い合わせに至っていない

この2つを区別しないまま施策を打つと、的外れな対応になりがちです。

問い合わせ単価の計算式を確認する

問い合わせ単価は次の式で出せます。

項目 計算式
問い合わせ単価(CPA) 広告費合計 ÷ 問い合わせ件数
クリック単価(CPC) 広告費合計 ÷ クリック数
コンバージョン率(CVR) 問い合わせ件数 ÷ クリック数 × 100

たとえば月10万円の広告費で問い合わせが20件なら、問い合わせ単価は5,000円です。これを2,000円に下げるには、「同じ予算でも問い合わせが50件になる」か「予算を減らしながら件数を維持する」かのどちらかが必要です。

中小企業でよくある3つの失敗パターン

  1. キーワードが広すぎる: 関係のない検索にも広告が表示され、無駄クリックが増えている
  2. 広告文とLPの内容がずれている: 「価格一覧を見せる」と広告で伝えたのに、LPに価格がない
  3. 品質スコア(Quality Score)が低い: Googleの評価が低い広告はクリック単価が上がりやすい

診断フロー:問題のある場所を3ステップで絞り込む

Google広告の問い合わせ単価改善は「どこが問題か」を先に診断してから施策を選ぶことが基本です。

闇雲に広告文を変えたり予算を動かしたりする前に、以下の順番で確認してください。

ステップ1:クリック率(CTR)を確認する

Google広告の管理画面でキャンペーンごとのCTRを確認します。

BtoB業種の目安(検索広告): 3〜6%前後が一般的と言われています(業種・キーワードによって異なります)

CTRが目安を大きく下回っている場合、広告文またはキーワードの見直しが優先です。

ステップ2:コンバージョン率(CVR)を確認する

クリック率が問題ない場合、次はLP(ランディングページ)に問題がある可能性が高いです。

⚠️ CTRは高いのにCVRが低い場合、「広告では伝えた価値がLPで伝わっていない」ことが多いです。広告とLPのメッセージを一致させることが最初の対策になります。

ステップ3:品質スコアを確認する

品質スコア(Quality Score)は1〜10の点数で、Googleが広告の関連性を評価したものです。スコアが低いとクリック単価が上がり、予算の無駄遣いにつながります。

品質スコアを決める3要素:

  • 広告のクリック率(予測値)
  • 広告とキーワードの関連性
  • ランディングページの使いやすさ・関連性

この3ステップで問題の場所を特定してから、次の施策に進みます。


優先度順の4つの改善施策

Google広告の問い合わせ単価改善は、この4つを優先度の高い順に実施するのが効果的です。

施策1(最優先):不要なキーワードを除外する

これが最もすぐに効果が出やすい施策です。

除外キーワード(Negative Keyword)とは、「この検索では広告を出したくない」と指定する言葉のことです。

たとえばBtoB向けのシステム導入支援を提供している企業であれば、「無料」「個人」「やり方」などの検索語句からのクリックは問い合わせにつながりにくいです。これを除外するだけで、無駄なクリック費用を削減できます。

除外キーワードの設定手順(概要):

  1. Google広告管理画面の「検索語句レポート」を開く
  2. 実際にどんな検索語句で広告が表示されているかを確認する
  3. 問い合わせにつながっていない語句を除外リストに追加する

施策2:広告文をターゲットに合わせて書き直す

広告文は「クリックされるかどうか」を左右する重要な要素です。

中小企業のBtoB案件では、次のポイントを広告文に入れると反応が変わりやすいです。

  • 課題を具体的に書く: 「問い合わせ単価を下げたい方へ」のような直接的な言葉
  • 誰向けかを明示する: 「中小企業の広告担当者向け」のような絞り込み
  • 次のアクションを1つだけ示す: 「まず無料診断をお試しください」のような明確な誘導

Web集客がうまくいかない根本的な理由と解決策についても別記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

施策3:LPの内容と広告のメッセージを合わせる

クリックしたあとのLP(ランディングページ)が「広告で伝えたこと」と違う内容だと、離脱率が上がります。

広告文の例 LPで必要なこと
「問い合わせ単価を下げる方法を解説」 具体的な手順・事例が冒頭にある
「初回無料診断あり」 申し込みボタンが目立つ場所にある
「○○業種の導入実績あり」 実績・事例が具体的に載っている

広告文を変えると同時に、LPも合わせて更新することがポイントです。

施策4:入札戦略をスマート入札に切り替える

スマート入札(Smart Bidding)とは、Googleの機械学習を使ってコンバージョン(問い合わせ)を最大化するように自動で入札額を調整する機能です。

ただしスマート入札はコンバージョンデータが少ない段階では逆効果になりやすいため、月に一定件数以上の問い合わせが取れている状態になってから導入する方が安全です(目安として月30件前後のコンバージョンがあると機械学習が安定すると言われています)。

施策1〜3でコンバージョン数を増やしてから、この施策4に移るという順番が基本です。


静岡企業の実施事例:診断から改善までの流れ

実際に診断フローと4施策を組み合わせて問い合わせ単価を改善した事例を紹介します。

※ 以下は弊社が支援した案件をもとにした事例です。数値は実際の改善幅を参考に構成しています。

支援前の状況

  • 業種: BtoBサービス(静岡県内の中小企業)
  • 月間広告費: 【要確認: 広告予算額】
  • 問い合わせ単価(CPA): 約5,000円
  • クリック率(CTR): 低め
  • 品質スコア: 平均3〜4点(10点満点)

この状態で「予算を増やせばいい」とは判断せず、まず3ステップの診断を実施しました。

診断で分かった問題点

診断項目 発見された問題
検索語句レポート 「無料」「比較」「自分でできる」などの語句で多数クリックが発生していた
広告文 「お任せください」のような曖昧な表現で差別化できていなかった
LP 広告でうたっていた「実績」の記載がLPのずっと下にあり、離脱が多かった

### 実施した4施策と結果の変化

  1. 除外キーワード追加: 無駄なクリックを削減、クリック単価が下がり始めた
  2. 広告文の書き直し: 業種・課題・次のアクションを明示した文章に変更
  3. LP修正: 実績・事例を冒頭に移動し、問い合わせボタンを目立つ位置に設置
  4. 入札戦略の変更: コンバージョン数が安定してからスマート入札に移行

この流れで、問い合わせ単価が約5,000円から約2,000円の水準まで改善しました。

ポイント: どの施策も「順番」が重要です。広告文やLPの改善より先に除外キーワードを整理した方が、費用の無駄を減らしながら改善を進められます。

LPやウェブサイト自体のクオリティが広告の効果にも影響します。サイトの土台を見直したい方は、ウェブ制作の依頼で失敗しないために確認すべきポイントも参考にしてください。


改善後も単価を維持するための運用習慣

Google広告の問い合わせ単価改善は「一度やれば終わり」ではありません。定期的な確認と調整が必要です。

毎週確認するべき3つの指標

確認項目 見るべきこと 目的
検索語句レポート 新たに不要な語句が増えていないか 除外KW追加
コンバージョン数 前週と比べて大きく落ちていないか 異常の早期発見
品質スコア 7点以上を維持できているか クリック単価の管理

### 月次で見直すべき2つの確認

  • 広告文のA/Bテスト結果を確認する: 複数の広告文を試している場合、クリック率の低い文章を入れ替える
  • キャンペーン予算の配分を見直す: 成果が出ているキャンペーンに予算を寄せる

これらを習慣にすることで、改善した問い合わせ単価を維持しやすくなります。

ウェブ広告をより広いマーケティング施策の一部として設計したい方は、中小企業向けのウェブマーケティング全体像を7ステップで解説した記事が参考になります。


現在の広告運用に課題を感じている場合、一度プロに診断してもらうことも選択肢のひとつです。弊社では中小企業の広告改善を支援しています。まずはお気軽にご相談ください


よくある質問

Q1. Google広告の問い合わせ単価(CPA)とは何ですか?

A. 問い合わせ単価(CPA:Cost Per Acquisition)とは、1件の問い合わせを獲得するためにかかった広告費のことです。「広告費合計 ÷ 問い合わせ件数」で計算します。この数字が低いほど、効率よく集客できている状態です。

Q2. 問い合わせ単価を改善するにはどこから手をつければよいですか?

A. まずはGoogle広告管理画面でクリック率・コンバージョン率・品質スコアの3つを確認します。クリック率が低ければ広告文やキーワード、コンバージョン率が低ければLPの見直しが優先です。問題の場所を絞り込んでから施策を選ぶことが最短ルートです。

Q3. なぜ広告費を増やしても問い合わせ単価が改善しないのですか?

A. 広告費を増やすと表示回数やクリック数は増えますが、広告文・キーワード・LPに問題がある場合は無駄なクリックも増えます。単価を下げるには「無駄を減らす」ことが先決で、そのためには除外キーワードの設定やLP改善が有効です。

Q4. スマート入札(自動入札)と手動入札の違いは何ですか?

A. 手動入札は担当者がクリック単価の上限を自分で設定する方法、スマート入札はGoogleの機械学習が自動で入札額を調整する方法です。スマート入札はコンバージョンデータが一定数以上ないと効果が出にくいため、まず手動入札でデータを積んでから移行するのが一般的です。

Q5. Google広告の改善にかかる費用や期間はどのくらいですか?

A. 改善施策の費用は依頼先や作業範囲によって異なります。期間については、除外キーワードの追加や広告文の変更は数日〜1週間で反映できますが、スマート入札が安定するまでは1〜2ヶ月ほど様子を見るのが目安と言われています。自社の状況によって異なるため、まず現状診断を受けることをおすすめします。


まとめ

Google広告の問い合わせ単価改善は、「原因を診断してから施策を選ぶ」という順番が成功のカギです。

この記事のポイントをおさらいします:

  • 診断の3ステップ: クリック率 → コンバージョン率 → 品質スコアの順に確認する
  • 4つの施策の優先順位: ①除外キーワード追加 → ②広告文の見直し → ③LPとのメッセージ統一 → ④スマート入札への移行
  • 運用の継続: 週次・月次で数値を確認し、調整を習慣にする

静岡県内の中小企業を中心に、広告運用の改善支援を行っています。「自社の広告がなぜうまくいかないか分からない」という方は、まず現状を一緒に確認するところから始めましょう。

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