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『納期3日の安い制作会社』を選んで『6ヶ月後に修正対応がゼロになった』という失敗|発注前に確認すべき体制チェック6項目

『納期3日の安い制作会社』を選んで『6ヶ月後に修正対応がゼロになった』という失敗|発注前に確認すべき体制チェック6項目




『納期3日の安い制作会社』を選んで『6ヶ月後に修正対応がゼロになった』という失敗|発注前に確認すべき体制チェック6項目

「安くて早い制作会社に頼んだのに、サイト公開後に連絡が取れなくなった」——Web制作の失敗パターンとして最も多いのが、この「体制確認ゼロ発注」です。制作会社選びで後悔しないために、発注前に確認すべき6つの体制チェック項目をまとめました。


この記事の結論

「安い・早い」のWeb制作会社選びで失敗する最大の原因は、公開後の保守・修正対応体制を事前に確認しなかったことです。本記事では失敗パターンの具体例・体制チェック6項目・発注前の確認方法を解説します。

要点1: 「安さ」より「公開後の体制」を先に確認する。それが失敗しない制作会社選びの鉄則です
要点2: 修正対応・保守・担当者の継続性など、確認すべき体制項目は6つあります
要点3: この記事のチェックリストを発注前の打ち合わせに持ち込んでください



なぜ「安い・早い」制作会社への発注が失敗しやすいのか

「安くて早い」には、必ず「省いているもの」があります。

Web制作の価格は、大きく分けると「制作作業費」と「運用・保守費」の2つで成り立っています。低価格・短納期の会社の多くは、前者だけを切り売りしています。公開後の修正対応・SEO改善・セキュリティ更新といった運用フェーズのコストを見積もりから省いているわけです。

「制作費=サイトが育つコスト」ではない

Webサイトは、公開してからが本番です。検索順位の変動への対応、問い合わせフォームのエラー修正、スマートフォン表示の崩れ——こういった対応を、誰がいつやるかを決めずに発注するのが失敗の起点になります。

中小企業のWeb担当者や経営者の方が「集客がうまくいかない」と感じる原因の多くは、実はサイト公開後の体制が整っていないことにあります。詳しくはWeb集客がうまくいかない3つの理由と解決策をまとめた記事で解説していますので、あわせてご覧ください。

「1人運営の制作会社」は特にリスクが高い

フリーランスや1〜2名体制の制作会社は、担当者の体調不良・独立・廃業で突然連絡が取れなくなるケースがあります(目安として、制作会社の5年後生存率は他業種より低いと言われています)。Web制作・制作会社選びの失敗パターンの中でも、これは特に見落とされがちな落とし穴です。


よくある失敗パターン3選:実際に起きたこと

以下は、中小企業のWeb担当者・経営者から寄せられる相談の中で、特に多い失敗パターンです。

パターン1:公開3ヶ月後に「修正は別料金です」と言われた

「完成品を納品します」という契約だったため、公開後の修正・更新がすべて追加料金になった。問い合わせフォームの項目を1つ変えるだけで2万円を請求された、というケースは珍しくありません。

パターン2:担当者が退職・独立して連絡が取れなくなった

納品から半年後、担当者が独立。引き継ぎなし。ドメイン(サイトのアドレス権)の名義も制作会社側だったため、更新手続きができず、サイトが消えかけた。

パターン3:SEOを考慮していないサイトを作られた

「デザインはきれい。でも検索で全然出てこない」——検索エンジンへの対応(SEO)が全くなされていないサイトを納品され、集客がゼロのまま半年が過ぎた。

⚠️ 共通点: 3つのパターンに共通するのは「発注前に体制を確認しなかった」こと。価格・デザイン・納期だけで比較した結果です。

他にも、ウェブ制作の失敗事例についてはよくある5つの後悔と事前に防ぐチェックリストで詳しく解説しています。


発注前に確認すべき体制チェック6項目

ここが本記事の核心です。以下の6項目を、打ち合わせや見積もり依頼の時点で必ず確認してください。

チェック1:公開後の修正・更新対応はどうなるか

確認すべきこと 良い回答の例 危ない回答の例
修正対応の有無 月次保守プランあり 「都度ご相談ください」のみ
対応の速さ 営業日2日以内 「なるべく早く」と曖昧
対応範囲 テキスト・画像・フォーム含む 「軽微な修正のみ」と限定

公開後の修正対応が明文化されていない会社には、必ず書面(契約書・仕様書)での確認を求めましょう。

チェック2:担当者は1人か、チームか

  • ✅ 複数人のチームで対応(担当者が変わっても引き継ぎ可能)
  • ✅ 担当者不在時のバックアップ体制がある
  • ❌ 1人が全部やる(退職・独立リスクあり)
  • ❌ 「私が全部やります」という個人への依存

チェック3:ドメイン・サーバーの管理権限は誰か

ドメイン(サイトのアドレス)とサーバー(データの置き場所)の管理権限が制作会社側にある場合、トラブル時に自社でコントロールできなくなります。

確認すべき質問: 「ドメインとサーバーの契約名義は自社になりますか?」

チェック4:SEO・集客への対応は含まれているか

Webサイトは「作るだけ」では集客に繋がりません。以下を確認してください。

  • ページタイトル・見出しのSEO設定は含まれるか
  • Googleアナリティクス(アクセス解析ツール)の設置はあるか
  • 公開後の改善提案・レポートはあるか

チェック5:過去の制作実績・事例を見せてもらえるか

実績を公開していない会社、または実績が少ない会社への発注はリスクが高めです。

  • ✅ 業種・規模が近い実績を複数見せてもらえる
  • ✅ 実際にサイトが稼働・更新されている
  • ❌ 「守秘義務で出せない」と全て非公開
  • ❌ 実績サイトが現在閉鎖・404エラーになっている

チェック6:契約書・仕様書は用意されるか

口頭のみの合意は、後から「言った・言わない」のトラブルになります。

必ず書面で確認すること:

  1. 納品物の範囲(ページ数・機能・修正回数)
  2. 著作権・制作物の権利の帰属
  3. 公開後の保守・サポート内容と料金
  4. 解約・途中解除の条件

「安さ」と「信頼性」を両立できる制作会社の見分け方

「安くて信頼できる会社を選びたい」というのは当然の要望です。ただし、「安さ」だけで比較するのではなく、「総コスト」で比較する視点が必要です。

総コストで比較する考え方

費用項目 安い制作会社 体制が整った制作会社
初期制作費 15万円 30万円
公開後の修正(6ヶ月分) 都度12万円(推定) 月次保守3万円×6=18万円
SEO対策・改善 別途見積もり 含む
合計(目安) 約27万円〜 約48万円

> ⚠️ 上記の数字はあくまで参考例(目安)です。実際の費用はサービス内容・規模によって大きく異なります。

「安い会社が6ヶ月で割高になる」ケースは珍しくありません。初期費用だけでなく、公開後の運用コストまで含めたトータルで比較することが制作会社選びの失敗を防ぐ鉄則です。

「地域密着型」の制作会社が持つメリット

遠方・完全オンラインの制作会社より、地元に拠点を持つ制作会社のほうが「担当者と直接話せる」「急なトラブルに動きやすい」という実務上のメリットがあります。

静岡を拠点とする中小企業の場合、地域に根ざした制作会社との連携が、長期的な信頼関係の構築につながります。


体制チェックを怠ると起きる「6ヶ月後のコスト増」の現実

体制確認なしで発注した場合、6ヶ月後に具体的にどんな問題が起きるか整理します。

6ヶ月後に頻発する問題リスト

  • 修正のたびに追加費用が発生する(1件あたり数千〜数万円)
  • 担当者との連絡に数週間かかるようになる
  • SEOの成果が出ず、改善の相談先がいない
  • セキュリティ更新が放置され、サイトが不正アクセスの標的になる
  • 別の制作会社に乗り換えようとしたら、データを引き渡してもらえない

これらは、「安くて早い」制作会社選びの後に現れる、典型的な失敗パターンです。Web制作の依頼で失敗しないための詳細なポイントは、確認すべき8つのポイントをまとめた記事で解説しています。

「公開がゴールではない」という認識を持つ

Webサイトは公開後に、継続的な更新・改善・SEO対策によって初めて集客ツールとして機能します。「作って終わり」は、看板を倉庫の中に立てるのと同じです。

ウェブを使ったマーケティング全体の流れを把握したい方は、中小企業向けのウェブマーケティング7ステップガイドもあわせてご覧ください。


体制確認が不安な場合や、現在の制作会社との関係に課題を感じている方は、お気軽にお問い合わせください。現状のヒアリングから始めます。


よくある質問(FAQ)

Q1. Web制作会社を選ぶとき、最も重視すべきことは何ですか?

A. 公開後の保守・修正対応の体制です。デザインや価格より先に「誰が・いつ・どのコストで対応するか」を確認してください。初期費用だけで比較すると、6ヶ月後に大きなコスト増につながる失敗パターンが多く見られます。

Q2. 安い制作会社に頼んで失敗しないための方法はありますか?

A. 発注前に本記事の体制チェック6項目を確認することが有効です。特に「公開後の修正対応の明文化」「ドメイン・サーバーの管理権限の確認」「契約書の取り交わし」の3点は必須です。

Q3. なぜ「納期3日」の制作会社はリスクが高いのですか?

A. 短納期の制作会社は、要件定義・SEO設定・テスト・マニュアル作成などを省略している可能性が高いためです。見た目は完成していても、検索対策や保守体制が整っていないケースが目安として多く見られます。

Q4. Web制作の依頼費用の相場はどのくらいですか?

A. 中小企業向けのコーポレートサイト(会社紹介サイト)の場合、制作費の目安は15万〜80万円程度と幅があります。価格差は主に「ページ数・機能・公開後の保守内容」に起因します。制作費だけでなく月次保守費(目安:月1〜5万円程度)も含めてトータルで比較することをおすすめします。

Q5. 制作会社を途中で変更することはできますか?

A. 可能ですが、ドメイン・サーバー・制作データの引き渡しが必要になります。権利が制作会社側にある場合、移行に費用や時間がかかるケースがあります。そのため発注前に「権利の帰属先」を契約書で確認しておくことが重要です。


まとめ

「安い・早い」は発注時の魅力ですが、Web制作の失敗パターンの多くはその後の体制確認を怠ったことから生まれます。

制作会社選びで後悔しないために、発注前に確認すべき体制チェック6項目を再掲します。

# チェック項目 確認の核心
1 公開後の修正・更新対応 書面で明文化されているか
2 担当者の体制 チーム対応か、1人依存か
3 ドメイン・サーバーの管理権限 自社名義になるか
4 SEO・集客対応の有無 公開後の改善提案があるか
5 過去実績の開示 業種・規模が近い事例を見せてもらえるか
6 契約書・仕様書の有無 納品物・権利・保守が書面化されるか

Webサイトは公開がゴールではありません。制作会社選びは「作る会社」ではなく「一緒に育てる会社」を選ぶ視点で臨んでください。

現在の制作会社との関係に不安がある方、新たに発注先を探している中小企業の方は、ぜひ一度ご相談ください。サービス詳細を見るか、お気軽にお問い合わせください

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