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『Google広告の問い合わせ単価が9,000円』から『4,000円』に改善できた理由|業種別の診断フローと実装優先度表

『Google広告の問い合わせ単価が9,000円』から『4,000円』に改善できた理由|業種別の診断フローと実装優先度表




Google広告の問い合わせ単価が9,000円から4,000円に改善できた理由|業種別の診断フローと実装優先度表

Google広告の問い合わせ単価を改善したいけれど、どこから手をつければいいかわからない。そんな悩みを持つ経営者・マーケ担当者のために、本記事では実際に単価を半分近くまで下げた診断フローと、業種別の実装優先度を具体的に解説します。「Google広告 問い合わせ単価 改善 診断」の手順をそのまま実務に使える内容です。


この記事の結論

Google広告の問い合わせ単価は、広告の設定だけでなく「ランディングページ(LP)」「キーワード選定」「コンバージョン(問い合わせなどの成果)設定」の3点を同時に見直すことで大幅に改善できます。本記事では診断の手順・業種別の優先度・具体的な改善施策をまとめて解説します。

要点1: 単価改善は「広告費を削る」ではなく「無駄なクリックを減らす」が正解
要点2: 業種・商材によって最初に手を付けるべき箇所が違う
要点3: まずは4ステップの自己診断で自社の課題を特定するところから始める



なぜGoogle広告の問い合わせ単価が高くなるのか

問い合わせ単価(CPL:1件の問い合わせを獲得するのにかかった費用)が高い理由は、ほぼ3つのどれかです。

  • クリック単価(CPC:1回クリックされるたびにかかる費用)が高すぎる
  • クリックされても問い合わせに至らない(LPの問題)
  • そもそも問い合わせがカウントされていない(計測の問題)

📌 ポイント:「広告費をかければかけるほど問い合わせが増える」は幻想です。費用対効果を上げるには「無駄なクリックを減らす」視点が必要です。

問い合わせ単価の計算式を確認しよう

まず、自社の数字を把握するところから始めましょう。

項目 計算式
問い合わせ単価(CPL) 広告費用 ÷ 問い合わせ件数 90,000円 ÷ 10件 = 9,000円
クリック率(CTR) クリック数 ÷ 表示回数 100回 ÷ 2,000回 = 5%
コンバージョン率(CVR) 問い合わせ件数 ÷ クリック数 10件 ÷ 100クリック = 10%

CPLを下げるには「CPC(クリック単価)を下げる」か「CVR(コンバージョン率)を上げる」のどちらか、または両方を同時に改善することが必要です。

中小企業のBtoB広告でよくある失敗パターン

多くのBtoB中小企業で見られる共通のパターンがあります。

  1. 指名検索(自社名)に広告を出し続けている(SEOで十分カバーできる)
  2. ビッグキーワード(検索量の多い大きなKW)に予算を集中させている
  3. ランディングページが更新されておらず、古い情報のまま
  4. 問い合わせのコンバージョン計測が正しく設定されていない

計測が壊れていると、実際には問い合わせが増えていても「単価が高い」と誤認します。診断の第一歩は、必ず計測の確認です。


問い合わせ単価を改善するための4ステップ診断フロー

Google広告の問い合わせ単価改善診断は、次の4ステップで進めます。どのステップで問題が起きているかを特定するのが目的です。

STEP1:コンバージョン計測を確認する

「問い合わせが計測されているか」を最初に確認します。

確認方法(3分でできる)

  1. Google広告管理画面 → 「目標」→「コンバージョン」を開く
  2. 直近30日間に「コンバージョン数」が入っているか確認
  3. 数字が0または異常に少ない場合は計測が壊れている可能性大

計測が正確でなければ、どんなに広告を最適化しても正しい判断ができません。ここで問題が見つかった場合はSTEP2以降の前に必ず修正しましょう。

STEP2:クリック単価(CPC)とクリック率(CTR)を確認する

計測が正常なら、次は「どんなキーワードにいくら払っているか」を見ます。

確認するポイント

  • 単価が高いキーワードを上位10件リストアップする
  • 検索語句レポート(実際にどんな言葉で検索されているか)を確認する
  • 関係のないキーワードに広告が出ていないかチェックする

除外キーワード(広告を出さない言葉)の追加で、無駄なクリックを減らすだけで単価が下がることが多いです。

STEP3:ランディングページ(LP)を確認する

クリック後に問い合わせが来ない場合は、LPに問題があります。

チェック項目 OK例 NG例
ページ表示速度 3秒以内 5秒超
問い合わせボタンの場所 画面上部・スクロール途中に複数 ページ最下部にだけある
信頼要素 実績・導入事例・顔写真あり テキストのみ
スマートフォン対応 文字・ボタンが見やすい PC用レイアウトのまま
CTA(行動の呼びかけ)の明確さ 「無料相談はこちら」「今すぐ見積もり」 「お問い合わせ」だけ

LPの改善は即効性が高く、広告費を変えずに問い合わせ数を増やせる最も費用対効果の高い施策のひとつです。

Web集客全体の見直しを考えている方は、Web集客がうまくいかない理由と解決策をまとめた記事も参考にしてみてください。

STEP4:入札戦略・予算配分を確認する

STEP1〜3で問題が見当たらない場合は、Google広告の「入札戦略(どのように自動で入札するかの設定)」が合っていない可能性があります。

  • データが少ない時期に「コンバージョン最大化」を使うと単価が跳ね上がることがある
  • コンバージョン数が月30件未満の場合は「手動入札」か「クリック数最大化」から始めるのが安定しやすい(目安として)
  • 予算が少ない場合、表示機会が限られて学習が進まないケースも多い

業種別・実装優先度表(BtoB中小企業向け)

業種によって「最初に手を付けるべき箇所」が変わります。以下の表を参考に、自社の優先順位を決めましょう。

業種 最優先で見るべき箇所 次に見るべき箇所 後回しでもOKな箇所
製造業・工場 キーワードの絞り込み LP(技術・実績訴求) 入札戦略
IT・SaaS LP(CVRの改善) コンバージョン計測 キーワード単価
コンサル・士業 LP(信頼性・実績) 指名KWの管理 予算配分
建設・リフォーム 除外キーワードの設定 LP(施工事例) 入札戦略
採用・人材 コンバージョン計測 LP(求人内容) キーワード単価
卸・商社 キーワードの絞り込み LP(商品説明) LP改修

共通して最初に確認すべきなのは「計測が正しいか」です。業種に関わらず、ここがズレていると全ての判断が狂います。


9,000円→4,000円に改善できた具体的な施策3選

実際のBtoB中小企業での改善事例(実績数値はあくまで一事例です)をもとに、効果の高かった施策を3つ紹介します。

施策1:除外キーワードを徹底的に追加した

検索語句レポートを確認すると、「無料」「個人」「DIY」など、BtoBサービスとは無関係の言葉で多くの広告クリックが発生していました。これらを除外キーワードに追加しただけで、無駄なクリックが約30%減少(一事例)しました。

除外すべきキーワードの例(BtoB向け)

  • 個人・個人事業主・フリーランス
  • 無料・タダ・格安
  • やり方・自分で・DIY
  • 比較・ランキング(成果より情報収集目的の人が多い)

施策2:LPの問い合わせボタンをスクロールせずに見える位置に移動した

以前はページの一番下にしかCTAボタンがなく、スマートフォンユーザーの多くが問い合わせボタンに気づかずに離脱していました。ページ上部とスクロール途中の2箇所にボタンを追加したことで、CVRが改善しました。

LPの品質はGoogle広告の品質スコア(広告の評価点)にも影響します。LP改善はSEOとも連動するため、ウェブ制作を依頼するときに確認すべきポイントも合わせてご確認ください。

施策3:コンバージョン計測をフォーム送信完了ページに正しく設定し直した

「お問い合わせ」ページを訪問した時点でコンバージョンとしてカウントしていたため、実際よりも多くの「問い合わせ」が計上されていました。送信完了後の「ありがとうページ」に計測を移したところ、実際のCPLは以前より悪化したように見えましたが、それが正確な数字でした。正確な数字をもとに改善を進めることで、本当の意味での単価改善につながります。

⚠️ 注意:計測の修正後は数字が一時的に悪化して見えることがあります。これは「実態が明らかになった」だけで、本当に悪化したわけではありません。慌てて広告を止めないようにしましょう。

現在の広告運用を見直すことで集客の土台を整えたい方は、お気軽にお問い合わせください。静岡を拠点に、BtoB中小企業の広告改善をサポートしています。


改善するときにやりがちな3つのミス

問い合わせ単価の改善に取り組む際、よくある失敗パターンを紹介します。

ミス1:広告費を一気に削りすぎる

「単価が高いから予算を半分に」という判断は逆効果になりやすいです。Google広告の自動入札は、一定量のデータが必要です。予算を急激に削ると広告の学習がリセットされ、さらに単価が上がることがあります。

改善策:まずキーワードの絞り込みで無駄な費用を減らし、予算総額は大きく変えないことが基本です。

ミス2:改善後すぐに効果を判断する

Google広告の自動最適化には「学習期間(約2〜4週間が目安)」があります。この期間中は数値が安定しないため、施策を変えてすぐに「効果がなかった」と判断するのは早すぎます。

改善策:施策変更後は最低2週間、できれば4週間はデータを見守りましょう。

ミス3:広告だけ直してLPを放置する

広告の設定を改善してCTR(クリック率)が上がっても、LP(着地ページ)が弱いとCVR(問い合わせ率)が上がりません。広告とLPはセットで改善することが大切です。

Webサイト自体の品質が集客の足を引っ張っている場合は、Web集客がうまくいかない原因を整理した記事で根本的な課題を確認してみてください。


よくある質問

Q1. Google広告の問い合わせ単価の目安はいくらですか?

A. 業種・地域・商材の単価によって大きく異なります。BtoB中小企業の場合、商材単価が高いほどCPLが高くなる傾向があります。「自社の受注単価の1〜5%以内に収める」という考え方が一つの目安です。受注単価が50万円なら、CPL5,000〜25,000円程度が許容範囲の参考値になります。

Q2. 問い合わせ単価を下げるにはどこから手をつければいいですか?

A. まず「コンバージョン計測が正確か」を確認することが最優先です。次に「除外キーワードの設定」、その後「LPの改善」の順が、多くのBtoB中小企業で効果的な順番です。一度に全部やろうとすると何が効いたか分からなくなるため、1つずつ試すことをおすすめします。

Q3. なぜGoogle広告の改善にランディングページが関係するのですか?

A. Google広告は「広告の品質スコア」という評価を持っており、LPの内容・表示速度・関連性がスコアに影響します。スコアが低いとクリック単価が上がる仕組みになっています。つまりLPを改善すると、広告費を変えずにクリック単価が下がることがあります。

Q4. Google広告の自動入札とは何ですか?自分で設定した方が良いですか?

A. 自動入札とは、Googleが目標に合わせて入札額を自動調整する機能のことです。コンバージョンデータが月30件以上ある場合は自動入札が有効に機能しやすいです。それ以下の場合は、手動入札かクリック数最大化から始める方が安定しやすいと言われています(実際の設定は状況によって異なります)。

Q5. 広告改善の効果が出るまでどれくらいかかりますか?

A. 除外キーワードの追加やLP改修など「今すぐできる改善」は1〜2週間で数字に変化が出やすいです。入札戦略の変更や広告文の改善は、Googleの学習期間(約2〜4週間が目安)があるため、効果の判断には4週間程度見ておくことをおすすめします。


まとめ

Google広告の問い合わせ単価改善診断は、次の4ステップが基本です。

  1. コンバージョン計測の確認(ここが壊れていると全て狂う)
  2. キーワードと検索語句の見直し(除外KWの追加)
  3. ランディングページの改善(ボタン配置・信頼性・スピード)
  4. 入札戦略・予算配分の最適化(データ量に合わせた設定)

業種によって優先順位は変わりますが、どの業種でも「計測の正確さ」は最初に確認すべき共通事項です。

「広告費を削る」よりも「無駄なクリックを減らしてLPを整える」という方向で進めることが、Google広告 問い合わせ単価 改善 診断の本質です。

自社の広告がどの段階で詰まっているか診断したい方や、改善を専門家と一緒に進めたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。静岡を拠点に、中小企業の広告・Web集客を幅広くサポートしています。

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