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Web広告の『クリック単価』を競合より30%下げた静岡の医療・福祉事業者が最初に変えたたった1つの設定

Web広告の『クリック単価』を競合より30%下げた静岡の医療・福祉事業者が最初に変えたたった1つの設定




Web広告の「クリック単価」を競合より30%下げた静岡の医療・福祉事業者が最初に変えたたった1つの設定

「広告費を使っても、全然問い合わせが来ない」「クリックされるたびにお金が消えていく気がする」——そんな悩みを抱える医療・福祉事業者の方は少なくありません。実は、Google広告のクリック単価を下げるうえで、最初に手をつけるべき設定はたった1つです。この記事では、静岡県内の医療・福祉事業者が実践した具体的な改善手順をもとに、今日から使える方法を解説します。


この記事の結論

Google広告のクリック単価を下げるには、「広告の品質スコア(Googleが広告の質を1〜10点で採点する指標)」を上げることが最優先です。医療・福祉業界でも、設定を見直すだけでコストを大幅に改善できた事例があります。

要点1: クリック単価を下げる最初の一手は「品質スコア」の改善。難しい技術は不要です
要点2: 品質スコアが低いまま予算を増やしても、費用対効果は上がりにくい傾向があります
要点3: まずは「キーワードと広告文のズレ」を確認することから始めましょう



そもそも「クリック単価」はなぜ上がるのか?

クリック単価(CPC: Cost Per Click)が高い根本原因は、「競争の激しさ」だけではありません。 Googleの仕組みを理解すると、自社でコントロールできる部分が見えてきます。

Google広告はオークション形式で動いている

Google広告は、検索のたびに「どの広告を表示するか」を自動で競り落とすしくみです。

ただし、入札額(1クリックにいくら払うか)だけで順位が決まるわけではありません。以下の式で「広告ランク」が決まります。

要素 内容 自分でコントロールできるか
入札額 1クリックに支払う上限金額 ◎ できる
品質スコア 広告・KW・LPの関連性(1〜10点) ◎ できる
広告表示オプション 電話番号・住所などの追加情報 ◎ できる
競合の状況 他社の入札・品質スコア △ 直接は無理

📌 つまり、品質スコアを上げれば、入札額を下げても広告順位を維持しやすくなります。

医療・福祉業界でクリック単価が高くなりやすい理由

医療・介護・福祉の分野は、もともとクリック単価が高い傾向があります。

  • 競合の入札額が高め: 患者1人・利用者1人の単価が大きいため、広告費をかけやすい事業者が多い
  • キーワードの検索意図がシビア: 「〇〇 費用」「〇〇 口コミ」など、比較・検討フェーズの検索が多く、クリックされやすい
  • 広告文と検索語句のズレが起きやすい: 専門用語と一般ユーザーの言葉が異なることが多い

⚠️ 注意: 医療・福祉広告にはGoogleの広告ポリシー上の制約があります。表現のルールを守りながら品質スコアを高める工夫が必要です。


最初に変えるべき「たった1つの設定」とは

ずばり「広告グループ(広告をまとめる単位)の細かさ」です。 これが品質スコアに直結します。

「広告グループの細分化」とは何か?

多くの中小事業者は、1つの広告グループにたくさんのキーワードをまとめてしまっています。

よくある失敗例:

【広告グループ: 訪問介護サービス】
キーワード:
- 訪問介護 静岡
- 介護 求人 静岡
- デイサービス 費用
- 老人ホーム 入居
- 介護保険 申請 方法

これでは、「デイサービス 費用」で検索した人に「訪問介護サービス」の広告が表示されます。ユーザーには的外れな内容になり、品質スコアが下がります。

正しいやり方(SKAGs: Single Keyword Ad Groups の考え方):

  • キーワードごと、または意味が近いもの2〜3個ずつで広告グループを分ける
  • 各グループに「そのキーワードに最適化した広告文」を用意する
  • リンク先(LP)も、キーワードの検索意図に合ったページに飛ばす

なぜこれだけでコストが下がるのか?

品質スコアの採点基準は、大きく3つです。

採点項目 内容 広告グループ細分化との関係
予想クリック率 表示された回数のうち何%クリックされるか キーワードに合った広告文→クリックされやすくなる
広告の関連性 キーワードと広告文がどれだけ一致しているか グループを絞ると自然に高まる
LP(リンク先ページ)の利便性 リンク先がユーザーの期待に応えているか 意図に合ったページに飛ばせる

品質スコアが1点上がると、実質的なクリック単価が下がる傾向があります(Googleの公式ガイドでも示されています)。


医療・福祉業界で品質スコアを上げる3つの手順

品質スコア改善は、次の3ステップで進めると効率的です。

ステップ1:現状の品質スコアを確認する

Google広告の管理画面で、キーワードタブを開きます。「品質スコア」の列を表示すると、キーワードごとに1〜10の点数が確認できます。

  • 7点以上: まずまず良好。他の改善に集中
  • 4〜6点: 改善の余地あり。広告文を見直す
  • 1〜3点: 要注意。キーワードと広告文・LPの整合性を再確認

ステップ2:キーワードと広告文の「ズレ」を直す

医療・福祉業界でよく起きるズレの例を挙げます。

ユーザーの検索語句 よくある広告文(ズレている例) 改善後の広告文
「デイサービス 静岡市 費用」 「〇〇デイサービス、ご利用お待ちしています」 「静岡市のデイサービス料金目安・1日〇〇円〜」
「訪問看護 静岡 夜間」 「訪問看護・訪問介護なら〇〇」 「静岡市対応の訪問看護|夜間・緊急時も相談可」
「介護施設 入居 費用 静岡」 「介護付き老人ホームのご案内」 「静岡の介護施設|費用・入居条件を無料でご案内」

キーワードが示す「ユーザーが知りたいこと」に、広告文が直接答えているかをチェックしましょう。

ステップ3:LP(リンク先ページ)を最適化する

品質スコアの中でもLPの評価は、見落とされがちです。チェックポイントは以下のとおりです。

  • 広告文で約束したこと(費用・サービス内容など)がページ内ですぐ見つかるか
  • スマートフォンで読みやすいか(医療・福祉の検索はスマホが多い傾向)
  • ページの読み込み速度は速いか(3秒以上かかると離脱率が上がりやすい)

LPの改善が必要と感じたら、まずはWeb集客がうまくいかない原因と解決策を解説したこちらの記事も参考にしてみてください。


品質スコア以外にもある!コストを削減する追加施策

品質スコアの改善と合わせて取り組むと、Google広告のクリック単価をさらに下げやすくなります。

除外キーワードを設定する

除外キーワード(広告を表示させたくないキーワード)を設定すると、的外れなクリックを防げます。

医療・福祉業界でよくある「無駄なクリック」の例:

  • 「求人」「バイト」「転職」系: スタッフ募集の広告でないなら除外
  • 「無料」「0円」: サービスが有料なら除外
  • 「口コミ」「評判」「比較」: 情報収集段階のユーザーは問い合わせに繋がりにくいことが多い

📌 除外キーワードは「検索語句レポート」(どんな言葉で広告が表示されたかのデータ)を見ながら、週1回チェックするのがおすすめです。

広告スケジュールを絞る

医療・福祉の問い合わせは「受付時間内にしてほしい」という事業者も多いはずです。

  • 深夜・早朝は広告を停止、または入札額を下げる設定にする
  • 問い合わせが多い曜日・時間帯に集中して予算を使う

この設定だけでも、無駄なクリック費用を減らせることがあります。

マッチタイプ(キーワードの一致方式)を見直す

マッチタイプ 内容 特徴
完全一致 入力した語句とほぼ同じ検索のみ表示 無駄なクリックが少ない。量は少なめ
フレーズ一致 語句を含む関連検索に表示 バランス型
部分一致 関連する幅広い検索に表示 リーチは広いが、無駄なクリックが増えやすい

広告を始めたばかりの事業者は「部分一致に頼りすぎ」になりがちです。まず完全一致・フレーズ一致に絞ることで、クリック単価が下がりやすくなります。

ウェブ広告の前に、自社サイトの集客の土台を確認しておきたい方は、ウェブマーケティングを0から整える手順をまとめた記事もあわせてご覧ください。


静岡の中小事業者がよくはまる落とし穴

「設定してあとは自動」にしてしまうと、費用だけが増えていきます。 定期的な見直しが欠かせません。

落とし穴1:「自動入札」にすべてを任せている

Google広告には「スマート自動入札」があります。データが十分にある場合は有効ですが、月のクリック数が少ない(目安として50〜100以下)段階では精度が出にくい傾向があります。

小規模スタートの段階では、手動入札か「クリック数の最大化」から始めるほうが費用を把握しやすいです。

落とし穴2:広告文を作ったら修正しない

Googleは広告のクリック実績を蓄積してスコアを更新します。最初の設定が完璧でも、数週間後に見直さないと改善のチャンスを逃します。

目安として2〜4週間に1回は広告文のA/Bテスト(2種類を比べてどちらが効果的か確認する方法)を実施しましょう。

落とし穴3:コンバージョン(問い合わせ・予約などの目標達成)計測が未設定

「クリックされているのに問い合わせが来ない」という場合、コンバージョン計測が設定されていないと、どのキーワードが効いているか判断できません。

Google広告とGoogleアナリティクスを連携し、「問い合わせフォームの送信」「電話タップ」などをコンバージョンとして設定することが先決です。

もしサイト自体の構造から見直したい場合は、ウェブ制作を外部に依頼するときの失敗を防ぐチェックリストも参考になります。


広告設定の見直しに時間が取れない、どこから手をつければ良いかわからない、という方はぜひ一度ご相談ください。
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よくある質問

Q1. 「品質スコア」とは何ですか?

A. GoogleがKW(キーワード)・広告文・リンク先ページの関連性を1〜10点で採点する指標です。点数が高いほど、少ない費用で広告を表示しやすくなります。品質スコアは広告管理画面のキーワードタブで確認できます。

Q2. クリック単価を下げる方法はどこから始めればいいですか?

A. まず管理画面でキーワードの品質スコアを確認してください。4点以下のキーワードがあれば、そのキーワードに対応した広告文とリンク先ページのズレを直すことが最優先です。

Q3. なぜ医療・福祉業界はクリック単価が高くなりやすいのですか?

A. 利用者1人あたりの単価が高い業種のため、多くの競合が高い入札額を設定しやすい傾向があります。また「費用が知りたい」「すぐに相談したい」など、検索意図がシビアなキーワードが多く、クリックされやすいことも一因です。

Q4. 品質スコア改善とSEO(検索エンジン最適化)は違うのですか?

A. はい、異なります。品質スコアはGoogle広告(有料)の指標です。SEOは検索結果の自然表示(無料)を高めるための取り組みです。ただし「ユーザーにとって役立つページ」という方向性は共通しており、LP改善はどちらにも効果的です。

Q5. 月の広告予算がいくら以上あれば、クリック単価改善の効果が出やすいですか?

A. 一般的な目安として、月3万〜5万円以上あるとデータが蓄積しやすく、改善の判断がしやすくなります(業種・地域によって異なります)。予算が少ない段階は、キーワードを絞り込んで「小さく確実に」運用するほうが費用対効果を把握しやすいです。


まとめ

Google広告のクリック単価を下げる最初の一手は、「広告グループの細分化による品質スコア改善」です。

医療・福祉業界では競合の入札が高くなりやすい一方、品質スコアを適切に改善することで費用を抑えながら広告効果を高めやすくなります。

改善のポイントをおさらいします。

  • 品質スコアを確認: 4点以下のキーワードから優先的に着手
  • 広告グループを細分化: キーワードと広告文・LPのズレをなくす
  • 除外KW・スケジュール・マッチタイプを定期的に見直す
  • コンバージョン計測を必ず設定し、どのキーワードが成果に繋がっているか把握する

「設定を変えたいけれど時間が取れない」「そもそも何が問題か診断してほしい」という方は、静岡を拠点に中小企業のウェブ広告を支援している私たちにお気軽にご相談ください。

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