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『デジタル人材を採用するか、外注するか』月額3万円と年収500万円を損益分岐点で比較した試算表

『デジタル人材を採用するか、外注するか』月額3万円と年収500万円を損益分岐点で比較した試算表




デジタル人材を採用するか、外注するか|月額3万円と年収500万円を損益分岐点で比較した試算表

デジタル人材の採用と外注、どちらが本当に得か。中小企業の経営者・Web担当者の方が一番迷うポイントを、損益分岐点と試算表で丁寧に解説します。


この記事の結論

デジタル人材 採用か外注かを判断するとき、単純なコスト比較だけでは失敗します。本記事では試算表・判断基準・失敗しない選び方を解説します。

要点1: 月額3万円の外注と年収500万円の採用は、月あたりコストで約7〜9倍の差がある
要点2: 稼働量・専門性・社内ノウハウの蓄積という3軸で判断するのが正解
要点3: 迷ったら「外注でスタートし、成果が出たら内製化」のステップが中小企業にはフィットしやすい


デジタル人材の採用か外注か、判断できずに時間だけが過ぎていませんか。採用コストも外注費も無視できない中小企業だからこそ、数字で比較してから動くことが大切です。この記事では実際の試算表と損益分岐点の考え方を使って、どちらが自社に合うかを整理します。



デジタル人材の採用と外注、何が違うのか

まず定義を整理します。「デジタル人材」とは、Web制作・Web広告・SEO・SNS運用などデジタルマーケティングを担える人材のことです。採用と外注では、コスト構造・スピード・リスクが根本的に異なります。

採用とは何か

自社の社員として雇い、給与を毎月払う形です。社内にノウハウが蓄積され、指示出しがしやすい反面、採用コスト・社会保険料・研修費など固定費が大きく膨らみます。

外注とは何か

制作会社・フリーランス・コンサルタントなど社外のプロに業務を委託する形です。必要なときだけ発注できるため、固定費を抑えられます。一方で、社内にノウハウが残りにくいというデメリットもあります。

採用と外注の主な違い(一覧表)

比較項目 採用(正社員) 外注(制作会社・フリーランス)
月あたりコスト目安 約35〜50万円(社保込) 3〜30万円(契約内容による)
採用・契約にかかる期間 3〜6ヶ月が目安 最短数日〜2週間
ノウハウの社内蓄積 蓄積しやすい 蓄積しにくい
業務の幅 幅広く依頼できる 専門領域に特化
契約解除のしやすさ 難しい 比較的容易
即戦力になるまでの期間 3〜6ヶ月の慣れが必要 初月から稼働が多い

試算表で比較|月額3万円 vs 年収500万円の損益分岐点

採用と外注のどちらがコスト的に有利かを、数字で確認します。

採用コストの内訳(正社員・デジタル人材の場合)

年収500万円の正社員を採用すると、会社側が負担する実際のコストは年収だけではありません。

コスト項目 年間の目安
年収(給与) 500万円
社会保険料(会社負担分) 約75万円
採用コスト(求人広告等) 50〜100万円(初年度のみ)
PC・環境整備費 10〜30万円(初年度のみ)
研修・教育費 10〜20万円
実質1年目の総コスト 約645〜725万円

月換算すると、1年目は月あたり約54〜60万円がかかる計算です。

⚠️ 上記の金額は一般的な目安です。実際の社会保険料率・採用費用は会社の状況によって異なります。

外注コストの内訳(月額3万円の場合)

月額3万円の外注プランの場合、年間コストは36万円です。採用コストと比べると、年間で600万円以上の差が出る計算になります。

ただし、月額3万円のプランは対応範囲が限られます。実際には業務量に応じて月額10〜30万円になるケースも多いです。

損益分岐点の考え方

外注費を増やしても採用より安い「損益分岐点」はどこでしょうか。

外注月額 年間外注費 採用1年目コストとの差額
月3万円 36万円 ▲約660万円(外注が安い)
月15万円 180万円 ▲約500万円(外注が安い)
月30万円 360万円 ▲約320万円(外注が安い)
月50万円 600万円 ▲約100万円(まだ外注が安い)
月54万円以上 648万円以上 採用コストに近づく

つまり、月50万円を超える外注費になって初めて、採用コストと同等になるという計算です。多くの中小企業が依頼する月3〜15万円の範囲であれば、コスト面では外注が圧倒的に有利です。


採用が向いているケース・外注が向いているケース

コストだけで決める前に、「どちらが業務の実態に合っているか」を確認しましょう。

採用が向いているケース

  • デジタル業務の量が多く、週30時間以上の稼働が必要
  • 自社独自の商品・サービスで、深い理解が必要
  • 社内ノウハウを長期的に蓄積したい
  • 機密情報が多く、外部に出せない業務がある

外注が向いているケース

  • デジタル業務がまだ少なく、週10〜20時間程度で足りる
  • 特定の専門スキル(SEO・広告運用・動画編集等)がピンポイントで必要
  • まず試してみたいフェーズで、成果が出るか分からない
  • 採用コストや固定費を極力抑えたい

中小企業のWeb集客を成功させるためには、デジタル人材の確保だけでなく、戦略設計も重要です。Web集客がうまくいかない原因と解決策もあわせてご覧ください。まずは打ち手の方向性を確認してから、人材確保の判断をするのがおすすめです。


中小企業が外注で失敗するパターンと回避策

外注が安くて速いからといって、任せっぱなしにすると失敗します。よくある失敗と対策を整理しました。

失敗パターン① 「成果が見えない」まま続けてしまう

外注先が毎月レポートを出さなかったり、出しても数字の意味が分からないまま契約を更新してしまうケースです。

回避策: 契約前に「月次レポート(毎月の報告書)の内容と送付日」を書面で確認する。アクセス数・問い合わせ数・広告費対効果など、最低限3つの指標を報告してもらいましょう。

失敗パターン② 担当者が変わるたびにゼロから説明が必要になる

外注先の社内異動や退職で、自社の状況を知らない人が担当になってしまうことがあります。

回避策: 社内に「業務引き継ぎ資料(どんな施策をいつ何のためにやっているか)」を蓄積する習慣をつける。外注に完全に依存せず、担当者が変わっても大丈夫な状態を作るのが大切です。

失敗パターン③ 安さだけで選んで品質が低かった

月3万円などの低価格プランで「サイトを作ったけれど集客に繋がらない」という後悔は非常に多いです。

回避策: 価格だけでなく、過去の実績・対応スピード・その後のマーケティング支援が可能かどうかを確認してから選びましょう。ウェブ制作を依頼するときの具体的なチェックポイントは、こちらの8項目でまとめた記事で詳しく解説しています。


「外注スタート→内製化」のステップモデル

中小企業で最もうまくいく流れは、「外注でスタートし、成果が出てから内製化を検討する」という段階的なアプローチです。

ステップ1|外注で立ち上げる(0〜6ヶ月)

まず専門会社に任せて、Webサイト・広告・SEOの基盤を作ります。自社はディレクション(指示出し)と成果確認に集中します。この段階では採用コストをかけず、成果の見込みを判断します。

ステップ2|社内に学びを蓄積する(6〜12ヶ月)

外注先から定期的に説明を受けながら、担当者が少しずつデジタルの知識をつけていきます。「丸投げ」をやめて「一緒に考える」関係に移行する段階です。

ステップ3|内製化の判断をする(12ヶ月以降)

業務量が月30時間を超えてきたら、採用の検討を始めます。この時点では成果の見通しがついているため、「採用してもペイできるか」が数字で判断できます。


Webマーケティング全体の戦略設計については、中小企業向けのウェブマーケティング7ステップ完全ガイドも参考になります。外注・採用どちらを選んでも、まず全体像を把握してから動くと判断がぶれません。


自社の状況を整理してから動きたい方は、無料のAIO/SEO診断はこちら。どちらが合っているか、ヒアリングをもとに一緒に考えます。


よくある質問

Q1. デジタル人材の「外注」とは何ですか?

A. 自社で雇うのではなく、Web制作会社・フリーランス・コンサルタントなど社外の専門家に業務を委託することです。月単位の契約が多く、必要な業務だけ依頼できるのが特徴です。採用と異なり、社会保険料や採用コストがかかりません。

Q2. 月額3万円の外注プランで何をしてもらえますか?

A. プランの内容は会社によって異なりますが、一般的には簡単なサイト保守・月1〜2回の記事更新・簡単なSNS投稿補助などが目安です。SEO戦略立案・広告運用・本格的なコンテンツ制作は月10〜30万円以上のプランが必要になることが多いです。

Q3. なぜ中小企業は採用より外注を先に検討すべきですか?

A. 採用は固定費が大きく、成果が出なくてもコストがかかり続けるリスクがあるからです。外注なら成果が見えてから投資を増やせるため、経営リスクを抑えながらデジタル化を進められます。成果が安定してから採用を判断する方が合理的です。

Q4. 外注と採用、どちらが専門性が高いですか?

A. 外注先(専門会社)の方が、最新のSEO・広告・Web技術に触れている分、専門性が高いケースが多いです。一方、採用した社員は自社のことを深く理解できます。「専門スキル」は外注、「自社理解・連携のしやすさ」は採用が有利、というのが一般的な評価です。

Q5. 外注から採用に切り替えるタイミングの目安はありますか?

A. 目安は「外注費が月30〜40万円を超えてきたとき」または「デジタル業務が週30時間以上になったとき」です。このくらいの稼働量になると、採用コストと外注費の差が縮まり、内製化のメリットが出てきます。ただし自社の状況によって異なるため、個別に試算することをおすすめします。


まとめ

デジタル人材の採用か外注かを判断するうえで、最も重要なのは「稼働量」「コスト」「ノウハウの蓄積」の3軸で考えることです。

  • 月3万円〜の外注は、年収500万円の採用と比べてコスト面で大きく有利
  • 損益分岐点は「月50万円以上の外注費」になって初めて採用コストに近づく
  • 中小企業には「外注でスタート→成果確認→内製化」のステップが最もリスクが少ない

コストの試算だけでなく、自社の業務量・目的・将来的な体制も合わせて判断しましょう。「外注先を探しているが、どこに頼んでいいか分からない」という場合は、サービス詳細を見るからご確認ください。SEO・Web広告・サイト制作をまとめてサポートできます。

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