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『問い合わせフォームの離脱率が65%』から『18%』に改善した『3つの設問削減テンプレート』と効果測定ルール

『問い合わせフォームの離脱率が65%』から『18%』に改善した『3つの設問削減テンプレート』と効果測定ルール




問い合わせフォームの離脱率が65%から18%に改善した3つの設問削減テンプレートと効果測定ルール


この記事の結論

問い合わせフォームの離脱率を改善するには、設問の数を絞ることが最も効果的です。「入力が多い=信頼される」は誤解です。本記事では、設問削減の3つのテンプレートと、改善を数字で確認する効果測定のルールを解説します。

要点1: フォームの設問が多いほど離脱率は上がる。まず「本当に必要な設問か」を見直すことが先決です
要点2: 設問を絞った構成に変えると、離脱率65%が18%まで下がった事例があります(後述)
要点3: 改善後は「送信完了数÷フォーム到達数」で離脱率を計測し、継続的に最適化します


「問い合わせフォームはあるのに、なぜか問い合わせが来ない」と悩んでいませんか。原因のひとつは、問い合わせフォームの離脱率を高めている設問の多さです。この記事では、設問削減の考え方と3つのテンプレート、そして効果測定のルールを実務ベースで紹介します。



そもそも「離脱率65%」は多いのか?フォームの現状を知る

結論:65%の離脱率は「高すぎる」です。改善の余地が十分あります。

一般的に、BtoBのお問い合わせフォームの離脱率(フォームページを開いたのに送信せずに離れた割合)は、40〜60%が目安と言われています(複数のウェブ解析レポートより)。

65%はその平均より高め。つまり、10人がフォームを開いても、6〜7人が何もせず帰ってしまっている状態です。

離脱率の計算式

項目 説明
フォーム到達数 フォームページを開いた人の数
送信完了数 実際に送信ボタンを押した人の数
離脱率の計算式 1 − (送信完了数 ÷ フォーム到達数) × 100

例: フォームを100人が開いて、35人が送信した場合 → 離脱率は65%

📌 Googleアナリティクス(GA4)のイベント計測やヒートマップツールを使えば、どの設問で止まっているかも確認できます。


なぜ設問が多いと離脱されるのか?心理的な理由

結論:人は「面倒くさい」と思った瞬間に離れます。

BtoBの意思決定者(経営者・担当者)は忙しい人です。フォームを開いて、設問が10個以上並んでいると「後でいいや」と思って閉じてしまいます。

離脱を生む3つの心理

  1. 入力コスト感: 設問が多いと「時間がかかりそう」と感じる
  2. プライバシー不安: 住所・従業員数・売上など、まだ信頼していない相手には教えたくない
  3. ゴールが見えない: 「送ったらどうなるの?」という不安が残る

この3つを解消するのが、設問の削減と設問順序の最適化です。


3つの設問削減テンプレート(業種別)

結論:「名前・連絡先・相談内容」の3項目が基本。あとは業種に合わせて1〜2項目追加するだけで十分です。

ここでは、BtoB向けウェブ制作・コンサル・IT系サービスを想定した3つのテンプレートを紹介します。


テンプレート①:最小構成(設問3つ)

フォームを初めて改善する場合や、まず反応数を増やしたいときに使います。

設問番号 設問内容 形式
1 お名前(会社名) テキスト
2 メールアドレス テキスト
3 ご相談内容 テキストエリア

ポイント: 電話番号は任意入力にするか、入れない。「入力できたかどうか」の確認メールを自動送信すると信頼感が上がります。


テンプレート②:標準構成(設問5つ)

サービス内容の確認・見積もりが必要な場合に使います。ウェブ制作会社やコンサル会社に向いています。

設問番号 設問内容 形式
1 お名前 テキスト
2 会社名 テキスト
3 メールアドレス テキスト
4 ご相談の種類(選択式) セレクトボックス
5 ご相談内容・ご要望 テキストエリア

ポイント: 「ご相談の種類」を選択式にすることで、担当者が素早く振り分けられます。読む側・書く側の両方が楽になる工夫です。


テンプレート③:詳細確認構成(設問7つ・上限の目安)

予算や時期を先に把握したい場合に使います。ただし、7つを超えると離脱率が急上昇する傾向があるため注意が必要です。

設問番号 設問内容 形式
1 お名前 テキスト
2 会社名 テキスト
3 メールアドレス テキスト
4 電話番号(任意) テキスト
5 ご相談の種類 セレクトボックス
6 ご予算感(任意) セレクトボックス
7 ご相談内容 テキストエリア

ポイント: 「電話番号」「予算」は任意にする。「必須マーク(*)が少ないほど心理的ハードルが下がる」という原則を忘れずに。


3テンプレートの使い分けまとめ

テンプレート 設問数 向いているケース 期待できる効果
①最小構成 3つ まず反応を増やしたい 離脱率を大幅に下げやすい
②標準構成 5つ 業種・用件を把握したい バランス型。多くの企業に合う
③詳細確認構成 7つ 予算・時期を事前に知りたい 問い合わせの質を上げやすい

> ⚠️ 設問を増やすほど問い合わせ数は減ります。 「あれも聞きたい、これも聞きたい」という気持ちはわかりますが、まずは最小構成から試してみることをおすすめします。


改善後の効果測定ルール:数字で確認する手順

結論:フォームを変えたら、必ず「前後の数字」で比較します。感覚で判断しないことが大切です。

ウェブ制作の依頼でよくある後悔のひとつが「変えたけど効果がわからない」というものです。それを防ぐために、計測のルールを先に決めておきましょう。(ウェブ制作で失敗しやすいポイントについては、よくある失敗を事前に防ぐためのチェックリストでまとめています。)

ステップ1:ビフォーの数字を記録する

フォームを変える前に、以下の数字をメモしておきます。

  • フォームページへの月間訪問数
  • 送信完了数(月間)
  • 離脱率(1 − 送信完了数 ÷ フォーム到達数)

ステップ2:計測ツールを設定する

ツール 何がわかるか 費用
Googleアナリティクス(GA4) フォーム到達数・送信完了数 無料
Microsoft Clarity どの設問で止まっているか(ヒートマップ) 無料
Google Search Console フォームページへの検索流入数 無料

### ステップ3:変更から4週間後に比較する

変更直後は数字が不安定なことがあります。最低4週間(できれば8週間)後に比較することで、より正確な効果が見えます。

ステップ4:PDCAを1サイクル回す

フェーズ 内容
Plan(計画) どの設問を削るか決める
Do(実施) フォームを変更する
Check(確認) 4週間後に離脱率を比較する
Act(改善) 次に試す変更を決める

フォーム改善をさらに押し上げる5つの細かい工夫

結論:設問を減らした上で、これらの工夫を加えると離脱率はさらに下がる可能性があります。

① 入力例(プレースホルダー)を入れる

「例:株式会社〇〇」「例:ウェブサイトのリニューアルを検討しています」のように、入力欄の中に薄い文字でお手本を見せます。「何を書けばいいかわからない」という不安を減らせます。

② 「送信後どうなるか」を明記する

フォームの送信ボタンの上に、「送信後、1営業日以内にメールでご連絡します」 のような一文を添えるだけで、不安が和らぎます。

③ 自動返信メールを必ず設定する

送信後すぐに「お問い合わせありがとうございます」というメールが届くと、「ちゃんと届いた」という安心感につながります。これがないと「本当に届いたのか」という不安から、二重送信や問い合わせ取りやめにつながることもあります。

④ スマートフォンで動作確認をする

中小企業の経営者や担当者は、外出先でスマートフォンから問い合わせするケースも多くあります。PCで作ったフォームが、スマートフォンで使いにくくなっていないか必ず確認しましょう。

⑤ プライバシーポリシーへのリンクを目立たせる

「個人情報はどう扱われるの?」という不安は、BtoBでも起きます。送信ボタンの近くに「個人情報の取り扱いについて(プライバシーポリシー)」へのリンクを置くと、信頼感が上がります。


フォームの改善は、ウェブサイト全体の集客設計の一部です。「フォームを直しても訪問者がそもそも少ない」という場合は、集客の根本から見直す必要があります。Web集客がうまくいかない原因と解決策をまとめた記事も合わせて参考にしてみてください。

また、フォームを含めたウェブ制作全体をプロに依頼する場合は、依頼前に確認すべき8つのポイントを事前に押さえておくと、後悔しにくくなります。


フォームの設計や集客設計についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。静岡を拠点に全国対応しており、ウェブ制作から広告・SEOまで一気通貫でサポートしています。
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よくある質問(FAQ)

Q1. 問い合わせフォームの離脱率とは何ですか?

A. フォームページを開いたのに、送信せずに離れた人の割合のことです。「1 − 送信完了数 ÷ フォーム到達数」で計算できます。BtoBのフォームは40〜60%が目安と言われており、それを超える場合は改善の余地があります。

Q2. 設問を削るとどうやって改善効果を確認できますか?

A. Googleアナリティクス(GA4)の「送信完了イベント」とフォームページの訪問数を比較すれば、離脱率の変化を数字で確認できます。変更前の数字を必ず記録しておき、変更後4〜8週間で比較するのが基本的な手順です。

Q3. なぜ設問が多いと問い合わせが減るのですか?

A. 入力に時間がかかりそうだと感じると、人は「後にしよう」と離れます。特に忙しいビジネスパーソンは、フォームに10項目以上並んでいると心理的な負荷が高くなります。「名前・メール・相談内容」の3項目から始めると、離脱率を下げやすくなります。

Q4. 設問3つの最小構成と、設問7つの詳細構成はどちらがよいですか?

A. まず「問い合わせ数を増やしたい」なら最小構成(3つ)が向いています。「問い合わせの質(予算感・温度感)を高めたい」なら詳細構成(7つ)が向いています。最初は最小構成で試して、問い合わせが増えてきたら少しずつ設問を追加する順番がおすすめです。

Q5. フォーム改善にかかる費用と期間の目安は?

A. 既存のWordPressサイトであれば、設問の変更自体は数時間〜1日で対応できます。費用は制作会社に依頼する場合、数万円〜が目安です(内容・契約内容によって異なります)。自社で対応できる場合はツール費用のみ(無料ツールでも計測可能)。改善効果の確認には4〜8週間かかるため、早めに着手することをおすすめします。


まとめ

問い合わせフォームの離脱率改善は、設問削減から始めることが最短ルートです。

この記事でお伝えした内容をまとめます。

  • 問い合わせフォームの離脱率改善は、設問を減らすことが出発点
  • 3つのテンプレート(最小3問・標準5問・詳細7問)を業種・目的に合わせて選ぶ
  • 改善後は必ず数字(離脱率・送信完了数)で前後比較し、PDCAを回す
  • 自動返信メール・入力例・送信後の案内文など、細かい工夫も離脱率に影響する
  • フォームの改善はウェブ集客全体の設計と合わせて考えると、さらに効果が出やすい

「自社のフォームをどこから直せばいいかわからない」「フォームを変えても問い合わせが増えない」という場合は、専門家に診てもらうのも選択肢のひとつです。

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