ホームページ新しいのに『検索されない』5つの原因と静岡企業の修正事例|予算別改善フロー
ホームページ新しいのに『検索されない』5つの原因と静岡企業の修正事例|予算別改善フロー
ホームページをリニューアルしたのに、なぜか検索されない。そんな悩みを抱える静岡の中小企業の方は、実は多いです。本記事では、ホームページリニューアル後にSEOで検索されない5つの原因と、予算に応じた改善フローを実際の事例と共に解説します。
この記事の結論
ホームページをリニューアルしても「検索されない」状態が続くのは、デザインではなくSEOの設計ミスが原因です。本記事ではよくある5つの原因・静岡企業の修正事例・予算別の改善フローを詳しく解説します。
– 要点1:リニューアル後に検索順位が落ちるのは「SEOの引き継ぎ失敗」がほとんどの原因
– 要点2:対策は「現状把握→原因特定→優先度付け」の順で進めると効率が良い
– 要点3:まず無料ツールで現状診断し、修正ポイントを絞ってから制作会社に相談する
なぜリニューアルしたのに検索されないのか
リニューアル直後に「検索順位が下がった」「アクセスが減った」という声は珍しくありません。
原因はデザインではなく、SEOの設計ミスです。新しいサイトを作るとき、デザインや機能には予算と時間をかけます。でも「Googleに評価されるための設計」は後回しになりがちです。
⚠️ Googleは「きれいなサイト」ではなく「ユーザーの悩みに答えているサイト」を評価します。デザインをどれだけ磨いても、SEOの設計がなければ検索順位には反映されません。
リニューアルで起きやすい3つの落とし穴
| 落とし穴 | 具体的に起きること |
|---|---|
| URLが変わった | 以前のGoogleの評価がリセットされる |
| コンテンツを削った | 検索に使われていたページが消える |
| SEOの設計なしで作った | 新しいページがGoogleに認識されない |
リニューアルは「ゼロからの再スタート」ではなく、「これまでの評価を引き継ぐ作業」でもあります。ここを理解していないと、せっかくのリニューアルが集客面でマイナスになってしまいます。
検索されない5つの原因
ホームページリニューアル後にSEOで検索されない原因は、大きく5つに分かれます。
それぞれ「何が起きているか」「どう確認するか」をセットで整理しました。
原因1:旧URLから新URLへのリダイレクト(転送)設定を忘れた
リニューアルでURLが変わることがあります。たとえば example.com/service が example.com/services に変わった場合、古いURLへのアクセスは「ページが見つかりません(404エラー)」になります。
Googleが過去に評価してきたページの点数も、合わせて消えてしまいます。
確認方法: Google Search Console(グーグル サーチ コンソール、Googleが無料で提供する検索分析ツール)で「カバレッジ」→「除外」に大量のURLが出ていないか確認する。
原因2:Googleにページを見せない設定が残っている
制作中のサイトは「Googleに見せない」設定(noindex:検索エンジンへの非表示命令)にするのが一般的です。
問題は、この設定をリリース後も外し忘れるケースが多いことです。
設定1行の見落としで、いくつページを作っても検索に出てきません。
確認方法: ブラウザのアドレスバーに site:あなたのドメイン と入力し、ページが表示されるか確認する。
原因3:ページの読み込みが遅い
Googleは2026年現在、ページの「表示速度」を順位の評価基準にしています。
画像が大きすぎる・プラグイン(追加機能)の入れすぎ・サーバーの性能不足などで、表示に3秒以上かかるサイトは評価が下がりやすい傾向があります(Google公式指針より)。
確認方法: Google PageSpeed Insights(ページスピード インサイツ、Googleの無料速度測定ツール)でスコアを確認する。モバイル(スマートフォン)のスコアが50点未満なら要改善です。
原因4:キーワード設計なしでページを作った
「会社の強みをかっこよく見せる」ことを優先したページは、Googleには評価されにくいです。
Googleはユーザーが「検索した言葉(キーワード)」に答えているページを評価します。
よくあるミス:
- 「ソリューション提供」「価値創造」など、ユーザーが検索しない言葉をタイトルに使っている
- サービスページが1枚にまとまりすぎていて、各サービスの詳細ページがない
- メニュー名が会社独自の言い方で、一般的な検索ワードと一致していない
原因5:被リンク(外部サイトからの引用)が以前より減った
被リンク(ひリンク)とは、他のサイトから自社サイトへのリンクのことです。Googleはこれを「信頼の票」として評価しています。
リニューアルでURLが変わると、過去に獲得した被リンクが新しいURLに届かなくなります。適切なリダイレクト設定をしても、一定の評価は下がることがあります。
確認方法: Ahrefs(エイチレフス)やMoz(モズ)などの無料版ツールでリンク状況を大まかに確認できます。
静岡企業の修正事例(業種別)
実際の修正事例をもとに、どんな原因があってどう改善したかを紹介します。
なお、以下の事例は同様の問題を持つ企業のパターンをもとにした参考事例です。具体的な数値や社名については【要確認: 掲載可否・実績件数】をご確認ください。
事例A:製造業(静岡市内)
状況: リニューアル後3ヶ月経っても問い合わせが増えない。
原因: 旧サイトのURLがすべて変わっていたが、リダイレクト設定をしていなかった。Googleが評価していたページがまるごと消えた状態だった。
修正内容:
- 旧URLから新URLへの301リダイレクト(転送設定)を一括で設定
- Google Search Consoleでインデックス(登録)の再申請
- 主要サービスページのタイトルタグ(ページのタイトル情報)を検索ワードに合わせて修正
結果の目安: 設定後2〜3ヶ月で旧サイトと同水準の検索流入に戻るケースが多いです(同様の対応事例ベース)。
事例B:士業・コンサル(浜松市内)
状況: リニューアルしたらアクセスが半減した。
原因: noindex設定の解除忘れ。リリースから約1ヶ月、全ページが検索から非表示になっていた。
修正内容:
- サーバーのrobots.txt(ロボッツテキスト、Googleへの指示ファイル)を確認・修正
- 全ページのmeta robots(メタ ロボッツ)タグを確認してnoindexを削除
- サイトマップ(地図ファイル)をGoogle Search Consoleに再送信
学び: リリース直後にSearch Consoleでインデックス状況を確認する習慣があれば防げた事例です。
事例C:小売業(静岡県東部)
状況: 新しいサイトを作ったが、以前から続けていた問い合わせがゼロになった。
原因: キーワード設計をせずにページを作り直したため、地域名+サービス名の検索に引っかからなくなった。
修正内容:
- 競合サイトの上位表示KW(キーワード)を調査
- 地域名×サービス名を組み合わせたページを新規作成
- 既存ページのタイトル・見出しを検索ワードに合わせて修正
予算別・SEO改善フロー
SEO改善は「何にいくらかけるか」で進め方が変わります。 予算の目安ごとに、取り組む順序を整理しました。
⚠️ 以下の費用感はあくまで参考の目安です。実際の料金は制作会社やSEO会社によって異なります。
【まず自分でできる】0円の確認作業
どの予算帯でも最初にやること:
- Google Search Console に登録し、インデックス状況・エラーを確認
- Google PageSpeed Insights でスマートフォン表示速度を確認
- site:ドメイン 検索でページが表示されるか確認
- 主要ページのタイトルタグを確認(ページを右クリック→「ページのソースを表示」)
【月3〜5万円帯】最低限の修正を外注する
- リダイレクト設定の確認・修正
- noindex設定の確認・解除
- タイトルタグ・メタディスクリプション(検索結果に出る説明文)の修正
- Google Search Consoleの設定代行
この帯域は「現状のミスを直す」フェーズです。新しいコンテンツは作りません。
【月10〜20万円帯】継続的なSEO施策に取り組む
- キーワード調査と優先ページの特定
- 検索ニーズに合わせたページの新規作成・既存ページのリライト(書き直し)
- 内部リンク(サイト内のページ同士のつながり)の最適化
- 月次レポートで効果を確認しながら改善を継続
SEO効果が出始めるのは一般的に3〜6ヶ月後と言われています(成果の時期は競合状況・KW難易度によって異なります)。
【月20万円以上帯】本格的な集客設計
- コンテンツマーケティング(記事・事例・資料で検索流入を獲得)
- 被リンク獲得のための広報施策
- 広告(リスティング)との組み合わせでSEOと有料集客を両立
- 中長期のKPI(重要指標)設定と改善サイクルの確立
ウェブを本格的な集客チャネルにしたい方は、中小企業向けのウェブマーケティングを7ステップで解説したこちらの記事も合わせてご覧ください。SEOだけでなく広告・SNS・メールまで含めた全体設計の参考になります。
制作会社に依頼するときの確認ポイント
「新しいサイトを作ってもらったのに、SEOのことは何も言われなかった」というケースは非常に多いです。
次のリニューアルや修正依頼のとき、制作会社に必ず確認しておきたいポイントをまとめました。
依頼前に確認すること5つ
| 確認ポイント | 聞き方の例 |
|---|---|
| リダイレクト設定の対応範囲 | 「旧URLから新URLへの転送設定はやってもらえますか?」 |
| SEOの基本設定の有無 | 「タイトルタグ・メタ情報の設定は含まれますか?」 |
| Search Consoleの初期設定 | 「Googleへの登録・送信はやってもらえますか?」 |
| 公開後の確認・保証 | 「リリース後のインデックス確認はサポートに含まれますか?」 |
| SEO以降の支援 | 「公開後のSEOや広告運用の相談もできますか?」 |
制作会社を比較検討している段階なら、ウェブ制作の依頼で失敗しない8つの確認ポイントを解説した記事もぜひ参考にしてください。契約前に抑えておくべき点をわかりやすく整理しています。
また、「自社でできる範囲はどこまでか」に悩んでいる場合は、ウェブ制作を自分でやるべきか外注すべきかを判断するポイントをまとめた記事も参考になります。
現状のサイトを診断してどこから手をつければいいか確認したい方は、お気軽にお問い合わせください。静岡県内の企業様はもちろん、全国のウェブ担当者・経営者の方からのご相談も受け付けています。
よくある質問
Q1. ホームページのリニューアルとSEOの関係とは何ですか?
A. リニューアルはサイトの見た目や機能を更新する作業です。一方SEOは、Googleに評価されて検索結果に表示されるための設計です。両方を同時に進めないと、きれいなサイトができても検索されない状態が続きます。
Q2. リニューアル後にSEOを改善するにはどうすればいいですか?
A. まずGoogle Search ConsoleとPageSpeed Insightsで無料診断をおこないます。エラーや速度問題を確認したあと、リダイレクト設定・noindex解除・タイトルタグ修正の順で対応するのが効率的です。
Q3. なぜリニューアルで検索順位が下がるのですか?
A. URLの変更・コンテンツの削除・SEO設定の引き継ぎミスが主な原因です。Googleはページを「評価の積み重ね」で判断するため、過去の評価が引き継がれないとゼロからの再評価になります。
Q4. 自社でSEO対策とWeb制作会社への外注の違いは何ですか?
A. 自社対応は費用を抑えられますが、専門知識と時間が必要です。外注は費用がかかりますが、ミスなく短期間で対応できます。基本的な確認(Search Console設定・速度確認)は自社でおこない、技術的な修正や継続対策は外注するのがバランスの良い方法です。
Q5. SEO改善の効果が出るまでどれくらいかかりますか?
A. 一般的に3〜6ヶ月が目安と言われています(競合の数・キーワードの難易度・修正内容によって異なります)。技術的なミス修正(リダイレクト・noindex解除)は比較的早く効果が出やすく、コンテンツによる順位向上は時間がかかります。
まとめ
ホームページリニューアル後にSEOで検索されない原因は、デザインではなく設計ミスです。
本記事でお伝えした5つの原因をおさらいします。
- リダイレクト(転送)設定の漏れ
- noindex(検索非表示)設定の解除忘れ
- ページの表示速度が遅い
- キーワード設計なしでページを作った
- 被リンク(外部からの評価)が旧URLのまま残っている
まず無料ツールで現状を確認し、原因を特定してから修正に入るのが効率的な進め方です。静岡県内の企業でも、適切な順序で対応することで検索流入を改善した事例は複数あります。
「どこから手をつければいいかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。サイト診断から具体的な改善提案まで対応しています。