BLOG

  1. HOME
  2. ブログ
  3. Web集客
  4. 『SEOより広告が先』と言う業者に依頼する前に知っておきたい3つの不都合な真実
『SEOより広告が先』と言う業者に依頼する前に知っておきたい3つの不都合な真実

『SEOより広告が先』と言う業者に依頼する前に知っておきたい3つの不都合な真実




『SEOより広告が先』と言う業者に依頼する前に知っておきたい3つの不都合な真実

「まずは広告で集客して、SEOは後回しでいい」——そう言う業者は本当に正しいのでしょうか。SEOと広告どちらが先かという問いは、中小企業のWeb集客を左右する重要な判断です。この記事では、その選択を間違えると起きるリスクを具体的にお伝えします。


この記事の結論

SEOと広告の「どちらが先か」という問いに対して、正解は「ビジネスの状況によって変わる」です。しかし「広告が先」を一方的に勧める業者には、知っておくべき3つの問題点があります。

要点1: 広告は止めたら集客もゼロに戻る。資産にならないリスクがある
要点2: SEOなしで広告を出しても、サイトの質が低いと費用対効果が下がる
要点3: 中小企業こそ「短期と長期」を組み合わせた戦略が必要


「まず広告で集客しましょう」と言われ、毎月10万〜30万円を広告費に使い続けている中小企業のWeb担当者さんや経営者さん。広告を止めた途端に問い合わせがゼロになった、という経験はありませんか。SEOと広告どちらが先かという問いは、中小企業の集客予算と長期的な成長を左右します。この記事では、「広告が先」論の裏側にある不都合な真実と、本当に正しい考え方をわかりやすく解説します。



SEOと広告は何が違うのか

まず比較表で整理します。どちらも「検索で見つけてもらう」ための手段ですが、仕組みがまったく異なります。

比較項目 SEO(検索上位表示) リスティング広告
費用の性質 記事・サイト改善への投資 クリックされるたびに費用発生
効果が出るまでの時間 数ヶ月〜半年が目安 設定後すぐに表示される
止めたらどうなる? 順位は基本的に維持される 広告が消え、集客もゼロになる
信頼性・購買意欲 検索者は「信頼できる情報」と感じやすい 広告と認識されると読み飛ばされることも
資産になるか なる(記事・サイト力が蓄積) ならない(止めた瞬間リセット)

### SEOは「土地を買う」感覚、広告は「テナントを借りる」感覚

SEOは時間と手間がかかりますが、一度順位が上がれば費用をかけ続けなくてもお客さんが来やすくなります。

一方の広告は、テナントを借りるようなもの。毎月お金を払っている間は人が来ますが、支払いを止めた瞬間に出て行かなければなりません。

どちらも目的に合えば正解です。問題は「どちらが先か」の判断を、自社の利益最大化を優先する業者に委ねてしまうことです。


不都合な真実① 広告費は資産にならない

広告費は使い切りで、サイトの力として残りません。

たとえば毎月20万円の広告費を1年使うと、合計240万円です。しかし広告を止めた翌月から、集客はほぼゼロに戻ります。

広告費の「埋蔵コスト」に気づいていない会社が多い

広告を出しながら「集客できている」と感じるのは自然です。でも実際は、広告を止める選択肢を自分で狭めているだけかもしれません。

⚠️ 知っておきたい視点: 広告費を毎月払い続けている間は「集客の主導権が広告プラットフォーム側にある」状態です。Googleの広告ポリシーや入札単価(広告の価格競争)が変わると、同じ予算でも効果が大きく変わることがあります。

SEOは「積み上がる資産」として機能する

SEOのために書いた記事やサイト改善は、会社の財産として残ります。半年後・1年後に検索から来るお客さんは、追加費用なしで来てくれます。

Web集客がうまくいかない原因を3つの視点で整理した記事でも、「仕組みではなく広告頼み」という問題を取り上げています。思い当たることがあればぜひご覧ください。


不都合な真実② サイトの質が低いと広告費が無駄になる

「良い広告」を出しても、「悪いサイト」に来たお客さんは離れていきます。

これを業界では「ランディングページ(広告から飛ぶ先のページ)の品質」と言います。

広告費の損失が起きる典型パターン

  1. 広告をクリックして来た人が、ページを見て3秒で閉じる
  2. 問い合わせボタンが分かりにくく、そのまま離脱
  3. スマホで見にくいページのせいで、購入候補から外れる

この状態で広告費を増やしても、穴の開いたバケツに水を注ぐようなものです。

Googleも「サイトの質」で広告の評価を決めている

Googleリスティング広告には「品質スコア(Quality Score)」という評価があります。この点数が低いと、同じ予算でも広告の表示回数や順位が下がります。

つまり、サイトの中身(SEO的な品質)が低いまま広告を出しても、費用対効果が下がる仕組みになっています。

サイト自体の品質が心配な方は、ウェブ制作の依頼で失敗しないための8つの確認ポイントもあわせてご確認ください。依頼前に知っておくべき視点が整理されています。


不都合な真実③「広告が先」を勧める業者の本音

「広告が先」と言う業者がすべて悪いわけではありません。でも、構造的な利益相反(利益の向きが違う)があることは知っておくべきです。

広告代理業者の収益構造

多くの広告代理業者は、広告費の一定割合(10〜20%が目安と言われています)を手数料として受け取ります。

つまり広告費が増えれば増えるほど、業者の手数料も増えます。

月の広告費 業者の手数料(15%の場合)
10万円 1.5万円
30万円 4.5万円
50万円 7.5万円

これは構造上の問題であり、担当者個人の誠実さとは別の話です。でも、「広告費を増やしましょう」という提案が来るたびに、この背景を頭に入れておくことは大切です。

SEOを「後回し」にする理由がここにある

SEO施策は費用を取りにくく、成果が出るまで時間もかかります。そのため、即効性のある広告を先に売る方が業者にとっては「説明しやすい」のです。

💡 判断のポイント: 提案を受けたとき「なぜ広告が先なのか」「SEOとの組み合わせはどう考えているか」を必ず聞いてみましょう。答えが曖昧な業者は要注意です。


中小企業はSEOと広告どちらを先にすべきか

結論:ビジネスの「フェーズ」によって使い分けるのが正解です。

「どちらが先か」という問いは、実は少し違う質問の立て方かもしれません。本当に考えるべきは「今、自社に何が必要か」です。

フェーズ別の考え方

フェーズ 優先すべき手段 理由
立ち上げ期(サイトを作ったばかり) 広告 + SEO同時スタート 広告で即集客、SEOで資産を積む
安定期(ある程度集客できている) SEOを強化 広告費を下げながら集客を維持
認知拡大期(新サービス・新商品) 広告メイン スピード重視で一気に知らせる
競合が多い激戦市場 SEOで差別化 広告の入札競争を避ける

### 中小企業が「両方いきなり」は難しい

予算が限られる中小企業(6〜50名規模)の場合、いきなり両方を全力でやるのは現実的ではありません。

おすすめの進め方は次の3ステップです。

  1. まずサイトの基盤を整える(読みやすさ・スマホ対応・問い合わせボタンの分かりやすさ)
  2. 小さな広告予算でテストする(月3〜5万円から始めて反応を見る)
  3. 反応が取れたキーワードでSEOを強化する(広告で分かったニーズをSEOに活かす)

この順番なら、広告とSEOが互いを補い合います。

中小企業向けのWeb集客を7ステップで解説したガイドでは、この「順番の考え方」をさらに詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

自社だけで判断が難しいなら

「自社がどのフェーズにいるかわからない」「広告とSEOをどう組み合わせればいいか相談したい」という方は、まず現状を整理することから始めましょう。

現状のWeb集客について無料でご相談ください。静岡を拠点に、全国の中小企業さんのご支援をしています。


よくある質問(FAQ)

Q1. SEOとリスティング広告(検索連動型広告)の違いは何ですか?

SEOは検索結果の「自然な順位(オーガニック検索)」に表示されるための取り組みです。広告は費用を払うことで検索結果の上部に「広告枠」として表示されます。SEOは資産として蓄積されますが、広告は費用を止めると表示もなくなります。

Q2. SEOはどれくらいの期間で効果が出ますか?

一般的に、SEOの効果が数字に出るまでは3〜6ヶ月が目安と言われています(競合の多さやサイトの規模によって変わります)。すぐに結果が欲しい場合は広告との併用が現実的です。

Q3. なぜ「広告が先」と言う業者が多いのですか?

広告代理業者は広告費の一定割合を手数料として受け取る仕組みが一般的なため、「広告費が増えると手数料も増える」という構造があります。これは悪意ではなく、ビジネスモデルの問題です。提案の背景を理解した上で、自社に合った選択をすることが大切です。

Q4. SEOと広告、費用はどちらが安いですか?

短期的なコストは広告の方がかかりやすく、長期的に見るとSEOの方が費用対効果が高い傾向があります。ただし、競合が多い市場ではSEOに多くの時間・費用がかかることもあるため、一概にどちらが安いとは言えません。自社の市場と予算に合わせた判断が必要です。

Q5. 中小企業がSEOと広告を両方やるには、月いくら必要ですか?

広告は月3〜5万円から小さくスタートできます。SEOはコンテンツ制作(記事執筆・サイト改善)への投資が中心で、外注する場合の相場は月5〜15万円程度が目安(規模・内容によって大きく変わります)。合わせると月10〜20万円が現実的なスタートラインとして、よく検討されています。


まとめ

SEOと広告どちらが先か、中小企業が知っておくべき3つの不都合な真実をまとめます。

  1. 広告費は資産にならない: 止めた瞬間に集客もゼロに戻る
  2. サイトの質が低いと広告費が無駄になる: ページの品質がGoogleの評価にも直結する
  3. 「広告が先」には業者側の構造的な理由がある: 提案の背景を理解した上で判断する

「SEOと広告どちらが先か」という問いに対して、正解は自社のフェーズと目的によって変わるというのが正直なところです。どちらかを盲目的に信じるのではなく、両方の特性を理解した上で組み合わせることが中小企業の集客戦略の王道です。

「自社の場合、どちらを先にすべきか」「今の広告費のかけ方は正しいか」——そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

現状のWebマーケティングについて個別相談する

🎩 お気軽にお問い合わせください

ご相談・お見積りは無料です。お気軽にお問い合わせください。

無料でお問い合わせ →

※ 営業のしつこい連絡は一切ありません

関連記事