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静岡の宿泊・観光業が楽天・じゃらんへの依存をやめてWeb直販に切り替えるとき、最初に整備する3つのもの

静岡の宿泊・観光業が楽天・じゃらんへの依存をやめてWeb直販に切り替えるとき、最初に整備する3つのもの




静岡の宿泊・観光業が楽天・じゃらんへの依存をやめてWeb直販に切り替えるとき、最初に整備する3つのもの

楽天トラベルやじゃらんに頼りきっていると、手数料が重くなるばかり。静岡の宿泊業・観光業が自社サイト直販(OTA脱却)を成功させるには、最初に整備すべき3つのポイントがあります。この記事ではその具体的な手順をわかりやすく解説します。


この記事の結論

静岡の宿泊業・観光業がOTA(楽天・じゃらんなどの宿泊予約サイト)への依存から脱却し、自社サイト直販で収益を改善するには、①直販に強い自社サイトの構築、②予約システムの導入、③集客導線の整備の3点を最初に整えることが重要です。

要点1: OTA手数料は一般的に販売価格の10〜15%程度とされており、直販に切り替えるほど利益率が改善しやすい(目安であり、各社の契約条件による)
要点2: 自社サイトは「作って終わり」ではなく、予約動線・SEO・広告の3つが揃って初めて機能する
要点3: まず現状の集客経路と手数料コストを把握し、優先順位をつけて着手することが近道



なぜ今、静岡の宿泊業がOTA脱却を考えるのか

楽天トラベルやじゃらんは集客力があります。ただ、その分だけコストもかかります。

一般的にOTAの手数料は販売価格の10〜15%程度とされています(各社・プランにより異なります)。たとえば1泊1万円の部屋を年間1,000室売った場合、手数料は100〜150万円規模になる計算です。これはあくまで目安ですが、金額の大きさは実感しやすいと思います。

さらに最近は、旅行者が「宿名でGoogle検索する」行動が増えています。OTAで見つけた宿を、そのまま自社サイトで直接予約しようとするお客様が一定数います。にもかかわらず、自社サイトが整っていないと、その機会を逃してしまいます。

OTAに依存するリスクを整理する

リスクの種類 具体的な内容
手数料コスト 売上の10〜15%程度が継続的に発生する(目安)
価格主導権の喪失 OTAのキャンペーンに巻き込まれ、値引き圧力がかかる
顧客情報が取れない リピーター育成のためのメール・DMができない
アルゴリズム依存 OTA側の表示順変更だけで集客が激変するリスクがある

静岡は、富士山・伊豆・浜名湖・熱海など全国屈指の観光地を抱えています。ブランド力のある地域だからこそ、指名検索(宿の名前で直接検索するお客様)を自社サイトで受け取れる環境を整える価値があります。


整備すべき3つのもの ① 直販に強い自社サイト

自社サイトは「ただ存在する」だけでは意味がありません。「予約につながる設計」になっているかどうかが、直販成功のカギです。

多くの宿泊施設が陥りがちな失敗は、「見た目が良いサイトを作ったのに予約が来ない」というパターンです。これは、見た目ではなく予約動線と情報設計に問題があることがほとんどです。

直販サイトに必要な要素

  1. 宿泊プランページ: 価格・特典・キャンセルポリシーを明示する。OTAのページより情報量を増やすのが基本
  2. お客様の声・口コミ: 実際の宿泊体験を掲載。信頼性(E-E-A-T)を高める
  3. スマートフォン対応(レスポンシブデザイン): 旅行検索の7割以上はスマホからとされている(推定)
  4. 予約ボタンのわかりやすさ: どのページからでも3タップ以内で予約画面に到達できる設計
  5. 直販限定の特典訴求: 「公式サイト予約が最安値」と明記する

⚠️ 注意点: 「きれいなデザイン」と「売れるサイト」は別物です。制作を依頼するときは「直販・予約導線を意識した設計ができるか」を必ず確認しましょう。ウェブ制作の依頼で確認すべき8つのポイントを解説した記事も参考にしてください。

自分でサイトを作るか、外注するかの判断基準

  • 予約システムとの連携が必要 → 外注が無難
  • SEOを最初から意識した構造にしたい → 専門家への依頼を検討
  • 更新・修正を自社でやりたい → CMSの使いやすさを確認してから判断する

自社でサイトを作れるか判断に迷っている方向けに、その基準と注意点をまとめた記事もぜひご覧ください。


整備すべき3つのもの ② 自社予約システム(ネット予約の仕組み)

自社サイトがあっても、予約システムがなければ直販は成立しません。「お問い合わせフォームで受け付けます」では、お客様が離脱します。

予約システムの選び方

宿泊業向けの予約管理システム(PMS: Property Management System、客室と予約を一元管理するシステム)は複数あります。選ぶ際の主なポイントは以下のとおりです。

確認ポイント 内容
自社サイトへの埋め込み 予約画面を自社サイト内に設置できるか
OTAとの在庫連携 OTAと自社予約の在庫を一括管理(サイトコントローラー機能)できるか
決済手段 クレジットカード払い・事前決済に対応しているか
スマホ操作性 お客様がスマホで完結できるか
月額費用 初期費用・月額・決済手数料の合計を把握する

### OTAと自社予約を「併用」するのが現実的

OTAを完全にゼロにするのは難しいです。最初のステップは「OTA依存度を下げる」こと、つまり自社直販の割合を少しずつ増やしていく考え方が実務的です。

サイトコントローラー(複数のOTAと自社予約の在庫を一括で管理するツール)を活用すると、在庫の二重管理によるトラブルを防ぎながら並行運用できます。


整備すべき3つのもの ③ 集客の導線(SEOと広告)

サイトと予約システムを整えたら、次はお客様を呼び込む仕組みが必要です。この3つ目が最も見落とされがちです。

「自社サイトを作ったのにアクセスが増えない」という声は非常に多いです。集客導線がないと、サイトはただの名刺になってしまいます。

SEO(検索エンジン最適化)で指名検索を受け取る

SEO(Search Engine Optimization、Googleなどの検索結果で上位に表示させる施策)は、静岡の宿泊業にとって特に有効です。理由は、旅行者が「静岡 旅館 露天風呂」「伊豆 ペットと泊まれる宿」などのキーワードで検索するからです。

静岡・伊豆・浜松・熱海・富士山周辺など地域名を絡めたキーワードで上位表示できると、OTAを介さず直接検索から予約につながりやすくなります。

SEOの取り組みは成果が出るまでに数ヶ月かかることが多いです(施策内容・競合状況・サイトの状態により異なります)。ただし、一度上位表示できると継続的な集客につながる点がメリットです。

Web集客がうまくいかない理由と解決策についてまとめた記事も、合わせて読んでみてください。

Web広告(リスティング広告)で素早く集客を始める

SEOと並行して、Google広告(リスティング広告、検索結果の上部に表示される有料広告)を使う方法もあります。

  • 「静岡 ○○旅館」など指名KWへの広告で、OTAへの流出を防ぐ
  • GW・お盆・年末年始などの繁忙期前に短期集中で出稿する
  • 予算は月数万円からスタートでき、結果を見ながら調整しやすい

SEOとWeb広告の使い分けについて、より詳しい考え方は中小企業向けWebマーケティングの全体像を解説したこちらの記事をご参照ください。


よくある失敗と注意点

「やること」と同じくらい「やってはいけないこと」を知っておくと、無駄なコストを防げます。

失敗パターン①:サイトだけ作って集客施策をゼロにする

制作費をかけて良いサイトを作っても、SEOも広告も何もしなければアクセスは来ません。制作と集客はセットで計画する必要があります。

失敗パターン②:OTAとの価格差をつけない

自社サイトでの直販価格がOTAと同じ、または高い場合、お客様はOTAで予約します。「公式サイト最安値保証」や「直販限定特典」を設けることが直販を選んでもらう鍵です。

失敗パターン③:スマホ対応を後回しにする

宿泊予約の多くはスマートフォンから行われます(推定)。スマホで使いにくいサイトは、それだけで離脱率が上がります。制作段階からスマホ表示を最優先にする必要があります。

失敗パターン④:制作会社を「安さだけ」で選ぶ

SEO・予約システム連携・広告運用まで一貫してサポートできる制作会社を選ぶことが、長期的なコストを下げます。「作って終わり」の会社に頼むと、後から追加コストがかかりやすいです。


よくある質問(FAQ)

Q1. OTA脱却とは何ですか?

A. OTA(Online Travel Agent、楽天トラベル・じゃらん・Booking.comなどの宿泊予約仲介サイト)への集客依存をやめ、自社サイトや自社SNSからの直接予約を増やすことを指します。手数料コストの削減と顧客情報の取得が主な目的です。

Q2. 自社サイト直販に切り替えるには、どのくらいの費用がかかりますか?

A. サイト制作費・予約システム費用・広告費など合わせて、初年度の総額は数十万〜百数十万円程度が目安とされています(規模・機能・業者によって大きく異なります)。まず個別に見積もりを取ることをおすすめします。

Q3. なぜ静岡の宿泊業こそ自社直販が有効なのですか?

A. 富士山・伊豆・浜名湖など知名度の高い観光地があるため、宿泊施設の名前や地域名で直接検索するお客様が多いです。指名検索が多い業種・地域ほど、自社サイトで受け取れる機会が大きくなります。

Q4. OTAを完全にやめる必要がありますか?

A. 必ずしも完全撤退は必要ありません。最初は「OTA経由の割合を下げつつ、直販比率を高める」という段階的な移行が現実的です。在庫管理ツール(サイトコントローラー)を使えば、OTAと自社予約の並行運用がしやすくなります。

Q5. SEOで成果が出るまでどのくらいかかりますか?

A. 施策内容・競合状況・サイトの現状によって異なりますが、一般的には3〜6ヶ月程度で変化が見えてくる事例が多いです。ただし確定的な期間は保証できません。広告と組み合わせて短期・長期の両面で対策するのが定石です。


まとめ

静岡の宿泊業・観光業が自社サイト直販(OTA脱却)を進めるには、次の3つを最初に整えることが基本です。

  1. 直販に強い自社サイト ── 予約動線と情報設計を優先する
  2. 自社予約システム ── OTAとの在庫連携も視野に入れる
  3. 集客の導線(SEO・広告) ── サイトを作ったら同時に集客施策も動かす

この3つが揃って初めて、手数料に頼らない収益モデルが動き始めます。どれか1つが欠けても成果は出にくいです。

静岡で地元密着のWeb制作・SEO・広告対応まで一貫してご支援できる会社を探している場合は、ぜひ一度ご相談ください。お客様の状況に合わせて、何から着手すべきかを整理するところからサポートします。

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