『SEO対策を始めて3ヶ月、検索順位は上がったのに問い合わせが増えない』その理由は2つ
『SEO対策を始めて3ヶ月、検索順位は上がったのに問い合わせが増えない』その理由は2つ
この記事の結論
SEO 順位が上がったのに問い合わせが増えない原因は、「集めている人が違う」と「サイトで動かせていない」の2つです。順位を上げることとお客さんを獲得することは、別の話です。
– 要点1: 上位表示しても”買う気のない人”を集めているだけでは問い合わせはゼロのまま
– 要点2: サイトに来た人が「次に何をすればいいか」わからないと、そのまま離脱する
– 要点3: まずキーワードとサイトの導線(訪問者の動き)を見直すことが解決の第一歩
SEO 順位が上がったのに問い合わせが増えない、そんな経験はありませんか。「順位が上がった=成果が出た」と思いがちですが、実は全く別の話です。この記事では、その原因と今日からできる対策を具体的にお伝えします。
順位が上がっても問い合わせが増えない「本当の理由」を整理する
SEO(検索エンジン最適化)で順位が上がると、つい「あとは待つだけ」と思いたくなります。ところが、現実は違います。
検索順位が上がることと、問い合わせが増えることは、別のゴールです。
たとえば「ウェブ制作とは」で1位になっても、問い合わせにはほぼ繋がりません。なぜなら、そのキーワードを検索している人のほとんどは「意味を調べたいだけ」だからです。
問い合わせが増えない原因は、大きく2つに分けられます。
| 原因 | 一言で言うと | 影響 |
|---|---|---|
| ①キーワードのズレ | 購買意欲のない人を集めている | 訪問者数は増えても問い合わせはゼロ |
| ②サイトの導線ミス | 来た人が次に何をすべきかわからない | せっかくの訪問者をそのまま逃す |
この2つを同時に直さないと、順位が上がるほど「コストだけかかって成果なし」という状態になります。
理由①:集めている人が「買う気のない人」になっている
キーワードには「温度感」がある
検索キーワードには、大きく3つの温度感があります。
- 情報収集段階(例:「ウェブサイト 作り方」「SEO とは」)→ 今すぐ買わない
- 比較検討段階(例:「ウェブ制作会社 選び方」「SEO 費用 相場」)→ 検討中
- 購入直前段階(例:「ウェブ制作 静岡 見積もり」「SEO 依頼 中小企業」)→ 今すぐ動く
3ヶ月で順位が上がった記事が「情報収集段階」のキーワードだった場合、訪問者数は増えても問い合わせは増えません。Googleの統計(目安)では、情報収集段階の訪問者が即日問い合わせに転換する割合は数%以下と言われています。
よくある「順位は上がったのに…」の典型パターン
- 「〇〇とは」系の解説記事で上位表示された
- 「〇〇のやり方」「〇〇の方法」で上位表示された
- 自社サービスと直接関係のないトピックで上位表示された
⚠️ チェックポイント:今上位にいる記事を書いた人は「問い合わせがほしい人」ですか?それとも「知識を得たいだけの人」ですか?ここがズレていると、どれだけ順位を上げても問い合わせにはなりません。
理由②:サイトに来ても「次の行動」に進めていない
導線(訪問者の動き)が整っていないと離脱する
キーワードが正しくても、サイトに来た人が「次に何をすればいいかわからない」状態だと、そのまま帰ってしまいます。これをサイトの「導線(どうせん)ミス」と言います。
よくある導線ミスのパターンを確認してください。
- 問い合わせボタンが見つからない(スマホで特に起きやすい)
- 料金・サービスの説明が薄すぎて判断できない
- 「お問い合わせください」しか書いていない(何を相談すればいいかわからない)
- 記事だけ充実していて、サービスページに誘導していない
- フォームが長すぎて離脱している
BtoB(企業間取引)では特に「信頼」と「次の一手」がセット
中小企業向けのサービスを提供している場合、読者は「この会社に頼んで大丈夫?」を常に考えています。そのため、記事の最後や途中に以下が必要です。
- 実績・事例の紹介(「こんな会社のこんな課題を解決しました」)
- 明確なCTA(次の行動を促す文言)(「まずは無料相談から」「資料だけでも見てみる」)
- 問い合わせのハードルを下げる一言(「返信は〇営業日以内」「相談だけでもOK」)
Web集客がうまくいかない根本的な理由については、こちらの記事で3つの原因と解決策を詳しくまとめています。合わせてご覧ください。
問い合わせを増やすために今すぐ見直す3つのポイント
ポイント1:今上位の記事のキーワードを再確認する
Googleサーチコンソール(検索パフォーマンスを確認できる無料ツール)を開いて、クリック数が多いキーワードを確認します。そのキーワードを実際に検索して、出てくる他の記事を読んでみてください。「この記事を読む人は問い合わせをしたい人か?」を自問するだけで、ズレに気づけます。
ポイント2:記事からサービスページへの道をつなぐ
上位表示されている記事の中に、「自社サービスへのリンク」はありますか?「問い合わせはこちら」のボタンはありますか?なければ、今すぐ追加します。記事の中盤と末尾の2箇所に入れるのが基本です。
ウェブ制作の依頼をするときに確認すべきポイントについては、外注前に押さえておきたい8つのチェックポイントをまとめた記事もご参考にどうぞ。
ポイント3:問い合わせページ(フォーム)を改善する
問い合わせフォームの入力項目は最小限に絞ります。「名前・会社名・メールアドレス・ご相談内容(自由記述)」の4項目が目安です。項目が多いほど離脱率(途中でやめる割合)が上がります。
「順位を上げる」と「集客する」は別プロジェクトと考える
SEOは「入口」を作るだけ
SEO で順位が上がるということは、「お店の入口に看板が出た」状態です。でも、看板を見た人が店内に入り、商品を手に取り、レジに向かうかどうかは別の話です。
Web集客を本当に機能させるには、以下の3段階を全部整える必要があります。
| ステップ | やること | SEOとの関係 |
|---|---|---|
| 集める | キーワード選定・記事作成・順位改善 | SEOの担当範囲 |
| 引き留める | サイトの使いやすさ・情報の充実 | UX(使い心地)改善 |
| 動かす | CTA・問い合わせフォーム・信頼構築 | CVR(問い合わせ率)改善 |
SEO だけに集中していると「集める」しか整っていない状態になります。3つ全部を同時に進めることが、問い合わせを増やす近道です。
デジタル専任担当者がいない中小企業はどうすれば?
「社内にWeb担当者がいない」「SEO もよくわからない」という企業は多いです。そういう場合は、自社でゼロから構築するより、専門家と連携しながら進める方がスピードは速くなります。Webマーケティング全体の進め方については、中小企業が7ステップで始められる完全ガイドも参考になります。
まずは現状のサイトと記事を一度見直してみませんか。どこから手をつければいいか迷ったら、お気軽にご相談ください。無料でお問い合わせはこちら
よくある質問
Q1. SEOで順位が上がったのに問い合わせが増えないのはなぜですか?
A. 主な原因は2つです。「購買意欲の低いキーワードで上位表示されている」か「サイトに来た人を問い合わせまで誘導できていない」かのどちらか、または両方です。順位が上がることと問い合わせが増えることは、別のゴールです。キーワードの見直しとサイトの導線改善を同時に進めることが必要です。
Q2. 問い合わせに繋がりやすいキーワードの選び方は?
A. 「〇〇 依頼」「〇〇 費用 相場」「〇〇 会社 選び方」など、購入・検討に近いキーワードを選びます。情報収集段階の「〇〇とは」系より、検討段階のキーワードの方が問い合わせ率は高い傾向があります。自社サービスと検索者の目的が一致しているかを常に確認することが重要です。
Q3. SEOで成果が出るまでどのくらいかかりますか?
A. 一般的には3〜6ヶ月が最初の目安と言われています(ただし競合状況・サイトの歴史・コンテンツの質によって大きく変わります)。順位が上がってから問い合わせに繋がるまでには、さらにサイト改善の期間が必要なケースがほとんどです。「3ヶ月で成果が出る」と断言できる保証はなく、継続的な改善が前提です。
Q4. SEOとWeb広告、どちらを優先すべきですか?
A. 短期的に問い合わせを増やしたい場合はWeb広告(リスティング広告など)が向いています。長期的な集客基盤を作りたい場合はSEOが有効です。両方を組み合わせるのが最も効果的で、SEOで育てたコンテンツをWeb広告のランディングページ(訪問者が最初に見るページ)として活用する方法もあります。
Q5. 問い合わせフォームの改善でどのくらい変わりますか?
A. 入力項目を減らすと離脱率が下がる傾向があります(目安として、項目を10から4に減らした事例で離脱率が改善したケースも報告されています)。ただし、効果は業種・サービス・元の状態によって異なります。「まず相談だけOK」という一文を加えるだけでも、心理的ハードルが下がる効果が期待できます。
まとめ
SEO 順位が上がったのに問い合わせが増えない原因は、この2つです。
- キーワードのズレ:購買意欲のない人を集めている
- サイトの導線ミス:来た人を問い合わせまで誘導できていない
順位を上げることはゴールではなく、出発点です。「集める→引き留める→動かす」の3段階を整えてはじめて、問い合わせは増えていきます。
今すぐできることは3つです。
- 今上位の記事キーワードが「購入に近い温度感」かを確認する
- 記事の中盤・末尾にサービスページへのリンクを追加する
- 問い合わせフォームの入力項目を最小限に絞る
どこから手をつければいいかわからない場合は、ぜひ一度ご相談ください。静岡を拠点に、SEO・Web広告・サイト改善まで一貫してサポートしています。お気軽にお問い合わせください