『ホームページは新しいのに成果が出ない』のは『制作後90日の対応』がないからかもしれない。公開後の最初にやるべきことリスト
『ホームページは新しいのに成果が出ない』のは『制作後90日の対応』がないからかもしれない。公開後の最初にやるべきことリスト
新しいホームページを作ったのに、アクセスも問い合わせも増えない。そんな悩みを抱えていませんか?原因の多くは「公開して終わり」にあります。ホームページ公開後の運用、特に最初の90日間に何をするかが、成果を左右します。
この記事の結論
ホームページ公開後の運用とは、公開直後から90日間にわたって検索エンジンと訪問者の両方に「このサイトは信頼できる」と伝え続けるための継続的な取り組みのことです。
– 要点1: ホームページは「作って終わり」ではなく、公開後90日間の動き方で成果が決まる
– 要点2: 初動でやるべき設定・コンテンツ・計測の3つが揃っていないサイトは、検索にほぼ表示されない
– 要点3: まず「計測できる状態」を作り、次に「検索エンジンへの申告」を済ませることが最優先
なぜ「公開後90日」が大事なのか
ホームページは公開した瞬間から「成果が出る」わけではありません。Googleに認識され、評価が固まるまでに、おおよそ3ヶ月(90日)かかると言われています。
この期間に何もしなければ、せっかく作ったサイトは「存在しないも同然」の状態になります。逆に言えば、最初の90日に正しい手順を踏めば、その後の集客効率が大きく変わります。
📌 公開後の90日間は、Googleが「このサイトを信頼してよいか」を判断する審査期間のようなものです。その期間に正しい行動を続けることが、長期的な集客の土台になります。
検索エンジンがサイトを見つける仕組み
Googleはクローラー(サイトを自動で巡回する機械)を使って、新しいサイトを探します。ただし、放置していると見つけてもらうまでに時間がかかります。だから「こちらから申告する」必要があります。
これがのちほど解説する「サーチコンソール(Googleが提供する、サイトの状態を確認するための無料ツール)」への登録です。
公開直後は「評価ゼロ」からのスタート
新しいサイトはGoogleからの信頼度がゼロです。競合サイトはすでに積み上げている信頼を持っています。だからこそ、公開後すぐに動き始めることが重要です。
ウェブ集客でなかなか成果が出ない理由の一つに、この「初動の遅れ」があります。Web集客がうまくいかない理由と解決策についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
公開後すぐにやるべき「設定系」タスク
公開後1週間以内に必ず終わらせたいのが「設定系」の作業です。これが揃っていないと、何をやっても成果が測れません。
① Googleサーチコンソールを設定する
サーチコンソールとは、Googleが無料で提供するツールです。「自分のサイトがどんなキーワードで検索されているか」「どのページがGoogleに認識されているか」がわかります。
設定の手順は次のとおりです。
- Googleサーチコンソールにアクセスする
- 自社のサイトURLを登録する
- サイトの所有権を確認する(通常はHTMLタグをサイトに埋め込む)
- サイトマップ(サイトの全ページ一覧を機械向けに書いたファイル)を送信する
これを済ませることで、Googleに「このサイトがありますよ」と申告できます。
② Googleアナリティクスを設定する
アナリティクスとは、サイトへの訪問者数や行動を記録するツールです。これがないと、何人が来ているか・どこから来たかがまったくわかりません。
現在の標準は「GA4(Googleアナリティクス4)」です。古いバージョン(UA)は2023年にサービスが終了しているため、必ずGA4を使いましょう。
③ OGP(SNS上での表示設定)を確認する
OGP(Open Graph Protocol)とは、SNSでサイトのリンクをシェアしたときに表示される画像やタイトルの設定です。設定が不完全だと、SNSで記事をシェアしても見栄えが悪く、クリックされにくくなります。
制作会社に依頼した場合でも、必ず実際にSNSでシェアしてみて確認してください。
| タスク | 緊急度 | 難易度 | 誰がやるか |
|---|---|---|---|
| サーチコンソール登録 | ⭐⭐⭐ 最優先 | 低 | 担当者またはWeb制作会社 |
| アナリティクス設定 | ⭐⭐⭐ 最優先 | 低〜中 | 担当者またはWeb制作会社 |
| OGP設定確認 | ⭐⭐ 優先 | 低 | 担当者 |
| 表示速度の確認 | ⭐⭐ 優先 | 低 | 担当者 |
最初の1ヶ月でやるべき「コンテンツ系」タスク
設定が終わったら、次は「中身を育てる」フェーズです。Googleは「更新され続けているサイト」を好む傾向があります。
ブログ・お知らせを最低3本公開する
公開してから1ヶ月以内に、記事やお知らせを3本以上公開することを目安にしましょう。量より質が大切ですが、まずは「更新されているサイト」と認識してもらうことが重要です。
記事のテーマ選びに迷ったら、こう考えてみてください。
- お客様によく聞かれること
- 自社サービスの使い方・選び方
- 業界でよくある疑問への答え
これらをそのまま文章にするだけで、検索に引っかかる可能性が高まります。
Googleビジネスプロフィールを設定する
Googleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス)とは、Google検索やGoogleマップに会社情報を表示するための無料サービスです。
「会社名 + 地名」で検索したときに、右側や地図上に表示されるアレです。設定しておくと、ローカル検索(地域名を含む検索)で表示されやすくなります。
既存のページに不足情報がないか確認する
公開直後は「なんとなく完成」の状態であることが多いです。次の観点で見直してください。
- お客様の声・実績は入っているか?(信頼につながる)
- よくある質問ページはあるか?(検索に引っかかりやすい)
- 問い合わせボタンはわかりやすい場所にあるか?
ここを直すだけで、問い合わせ率が変わることがあります。
制作段階から「後で集客に使えるサイト」を意識することも大切です。ウェブ制作を依頼するときに確認すべきポイントも合わせてご覧ください。
2〜3ヶ月目にやるべき「改善系」タスク
1ヶ月が過ぎると、アナリティクスやサーチコンソールにデータが溜まり始めます。ここから「改善」のフェーズに入ります。
データを見て、改善ポイントを探す
以下の数字を毎月確認する習慣をつけましょう。
| チェック項目 | 見るべきツール | 何を判断するか |
|---|---|---|
| 月間訪問数 | アナリティクス | 全体のアクセス量 |
| よく見られているページ | アナリティクス | 人気コンテンツの把握 |
| 検索キーワード | サーチコンソール | 何で検索されているか |
| 検索順位 | サーチコンソール | 狙ったキーワードの順位 |
| 問い合わせ数 | アナリティクス | サイトの成果 |
「訪問者が多いのに問い合わせが少ないページ」は、内容かデザインに問題がある可能性があります。まずそこを直すのが効率的です。
SEO対策(検索上位を狙う取り組み)を本格化する
2〜3ヶ月目からは、より本格的なSEO対策を始める時期です。記事の追加・既存ページの改善・他サイトからのリンク獲得など、やることは増えます。
「社内にSEOの知識がない」「人手が足りない」という場合は、専門家に相談するのも一つの手です。
ウェブ集客の全体像を把握したい方は、中小企業向けのWebマーケティング完全ガイドも参考になります。
広告(ウェブ広告)との組み合わせを検討する
SEOは効果が出るまでに時間がかかります。一方、ウェブ広告(Google広告など)は設定してすぐに集客できます。
「短期で問い合わせを増やしながら、SEOで長期的な集客基盤を作る」という組み合わせが、中小企業には合っていることが多いです。
90日間の運用のなかで「このくらいの期間でSEOの手応えが感じられない」とわかった場合は、広告とのバランスを見直すタイミングです。
やりがちな3つの失敗パターン
公開後の運用でつまずく企業に共通するパターンがあります。事前に知っておくだけで、多くの失敗を防げます。
失敗①:「担当者が誰もいない」問題
ホームページの更新・確認を誰がやるかが決まっていないケースです。「みんなの仕事」は「誰もやらない」になりがちです。
対策: 公開前に「月に1回の確認担当者」を決めてしまいましょう。
失敗②:「公開したから終わり」で放置する
公開直後に1〜2本のお知らせを投稿して、その後更新が止まるパターンです。Googleは「更新が止まったサイト」を評価しにくくなります。
対策: 最低でも月に1本、何かしら新しいコンテンツを追加する習慣を作りましょう。
失敗③:「アクセスを見ていない」
アナリティクスを設定したのに、一度も確認したことがない。これでは改善のしようがありません。数字を見なければ、問題にも気づけません。
対策: 月に一度、10分でいいのでデータを確認する日を決めてカレンダーに入れましょう。
制作段階からの失敗事例も参考になります。ウェブ制作でよくある後悔と防ぐためのチェックリストも合わせてご覧ください。
「自分たちだけでは手が回らない」「まず現状を診断してほしい」という場合は、お気軽にご相談ください。サービスの詳細・対応範囲はこちらからご確認いただけます。
よくある質問
Q1. ホームページ公開後の運用とは何をすることですか?
A. 公開後の運用とは、ツールの設定・コンテンツの更新・データを見ての改善の3つを継続的に行うことです。特に最初の90日間は、検索エンジンがサイトを評価する大事な期間です。
Q2. サーチコンソールの設定はいつまでにやるべきですか?
A. 公開後、できれば1週間以内が理想です。設定が遅いほどGoogleへの申告が遅れ、検索に表示されるまでの期間が長くなります。制作会社が対応していない場合は、自社で早めに設定しましょう。
Q3. なぜ公開したばかりなのに検索に表示されないのですか?
A. Googleが新しいサイトを見つけ、信頼できると判断するまでに一定の時間がかかるためです。サーチコンソールへの登録・サイトマップの送信・コンテンツの更新を続けることで、表示されるまでの期間を短縮できます。
Q4. SEO対策とウェブ広告はどちらを先にやるべきですか?
A. 目的によって異なります。「今すぐ問い合わせを増やしたい」なら広告が早く効果が出ます。「長期的に安定した集客をしたい」ならSEOが有効です。多くの中小企業では、広告で短期の集客をしながらSEOで土台を作る併用が現実的です。
Q5. 公開後の運用をプロに依頼するといくらかかりますか?
A. 月額での運用サポートは、対応内容によって数万円〜数十万円が目安と言われています。更新作業のみか、SEOや広告まで含むかによって大きく変わります。まずは自社の課題を整理してから、複数の会社に相談してみることをおすすめします。
まとめ
ホームページの公開後の運用は、最初の90日間が特に重要です。
この記事でお伝えしたことをおさらいします。
- 公開直後(1週間以内): サーチコンソール・アナリティクスの設定を済ませる
- 1ヶ月目: ブログやお知らせを3本以上公開し、Googleビジネスプロフィールも整える
- 2〜3ヶ月目: データを見て改善を始め、SEOや広告との組み合わせを検討する
「作っただけ」のサイトは、成果を出しません。ホームページ公開後の運用を正しく続けることが、集客の土台になります。
「何から手をつければいいかわからない」「今のサイトの状態を見てほしい」という方は、ぜひご相談ください。静岡を中心に、全国の中小企業のウェブ集客をサポートしています。