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左京4代目望月さん

既存の顧客領域から飛び出せ!

本日最後は、雛人形職人4代目の左京・望月さんと打ち合わせ。
17時に打ち合わせを始めて、場所移動、人も加わって日が変わるくらいまで話をしていました。
話は伝統文化の話から、ちょっとモテるモテないみたいな話も挟んで、お互いの価値観や、やっぱりモテる技術の話とか。

新しい顧客層獲得のために何が必要か。
つまりはコンセプト。

千年の歴史がある伝統文化、伝統の職人技が必要な世界。
子供に立派に大きくなってほしいという思いは普遍的でしょうが、その現れは変わってきているようです。
立派な人形は、マンションには置けないかもしれません。
今まで同じやり方では同じように売れない。では、新しくどこを狙っていくか。

また業界の中には、変わらなければ、という力と、それよりも大きな、
変わらなくていいのでは?とか
変えたくない。
という圧力もあります。
内側、外側からの変化を拒む空気にどう戦っていくか。

話の中で一貫してあるのは、古いものと差を明確に出していく必要がある。ということ。
そして、それを表すのは商品と宣伝の両面が必要。
つまり一貫したコンセプトの確立です。

昔からの業界では、職人が企業を動かしていて、商品を顧客に届ける手段があやふやになっているケースが多くあるように思います。
思いがモノに寄り過ぎてしまっている。
顧客の目線や、与えるベネフィットへの考えが薄くなってしまっているのではないか。

制約の中でコンセプトを満たすものを捻り出す

今回の案件は、他の成功例をそのまま移植すればいい。という簡単なものではないですが、まずは調査。そして制約の中で一番良いと思われるものを探っていく作業です。
コンセプトありき。そこにどう肉付けしていくか。

今日は新コンセプトのための製品ラインナップから、販売時のターゲットへの接触タイミングまで、まだまだ考えることはたくさんです。

近く、新しい動きもお伝えできそうです!
ワクワク!!

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