ランディングページ『クリックは多いのに問い合わせが少ない』静岡企業が『CVR改善で費用対効果を3倍にした』5つの修正箇所
ランディングページ「クリックは多いのに問い合わせが少ない」静岡企業が「CVR改善で費用対効果を3倍にした」5つの修正箇所
広告費をかけてクリックは集まっているのに、問い合わせが一向に増えない。そんな悩みを抱える静岡の中小企業のWeb担当者・経営者の方へ、ランディングページのCVR改善で成果を出した5つの修正箇所を、実務レベルで解説します。
この記事の結論
ランディングページのCVR(コンバージョン率=訪問者が問い合わせ・申込みに至る割合)が低い原因は、デザインよりも「読者の不安を取り除けているか」にあります。本記事では、修正箇所・チェック方法・改善の考え方を詳しく解説します。
– 要点1: クリックが多いのに問い合わせが少ない場合、LPの「信頼性」「わかりやすさ」「CTA設計」のいずれかに問題がある
– 要点2: CVRの業界平均目安は1〜3%前後。改善の余地があるかどうかを数字で判断することが先決
– 要点3: 修正箇所を1つずつ特定し、仮説→修正→計測のサイクルで改善を進めることが近道
「広告のクリックは増えたのに、問い合わせが増えない」—この状態は、LPのCVR(コンバージョン率)に問題がある典型的なサインです。費用対効果を高めるには、広告費を増やすより先に、LP自体を見直す必要があります。本記事では、ランディングページのCVR改善で成果につながった5つの修正箇所を具体的に解説します。
まず確認|CVRとは何か、どこが問題なのかを数字で把握する
CVR(コンバージョン率)とは、LPへの訪問者のうち、問い合わせや申込みをした人の割合のことです。
たとえば月に1,000人がLPを訪問して、10人が問い合わせをした場合、CVRは1%です。
BtoB(企業向けサービス)のLPにおけるCVRの目安は、1〜3%前後と言われています(業種・単価・商材によって幅があります)。まずは自社のCVRを計算し、改善の余地があるかどうかを確認してください。
CVRの計算方法
| 指標 | 計算式 |
|---|---|
| CVR(%) | 問い合わせ数 ÷ LP訪問者数 × 100 |
| 例:CVR 1% | 10件 ÷ 1,000人 × 100 = 1% |
> 📌 チェックポイント: Google アナリティクス(サイトのアクセス解析ツール)でLP単体のページビュー数と目標達成数を確認しましょう。数字を把握しないまま「なんとなく改善」を進めると、効果の有無が判断できません。
「クリック多いのに問い合わせ少ない」は何が原因か
広告のクリック率(CTR)は問題ないのにCVRが低い場合、原因は以下の3つに絞られます。
- LP自体の問題(内容・構成・見せ方)
- ターゲットのズレ(広告で集めている人とLPのターゲットが合っていない)
- オファーの問題(問い合わせするメリットが伝わっていない)
本記事では、LP自体の改善に絞って解説します。
Web集客全体の仕組みを整理したい場合は、ウェブマーケティングの全体像を7ステップで解説したこちらの記事もあわせてご参照ください。
修正箇所①|ファーストビューで「誰のためのページか」を伝える
ファーストビュー(LPを開いてスクロールせずに見える最初の画面)が、CVRに最も大きく影響します。
訪問者の多くは、最初の3〜5秒でページを読み続けるかどうかを判断します。この短い時間に「自分に関係あるページだ」と思わせられなければ、そのまま離脱します。
ファーストビューに必要な3つの要素
| 要素 | 悪い例 | 良い例 |
|---|---|---|
| 誰向けか | 「高品質なサービスをご提供」 | 「静岡の製造業・BtoB企業向け」 |
| 何ができるか | 「ワンストップソリューション」 | 「問い合わせ数を増やすLP制作」 |
| 次の行動 | ボタンが目立たない | 「まず無料相談する」ボタンが明確 |
「高品質」「ワンストップ」のような抽象的な言葉は、読者には何も伝わりません。具体的な対象者・具体的な成果・具体的なアクションの3点をファーストビューに置くだけで、離脱率が下がるケースは少なくありません。
チェックリスト:ファーストビューの見直し
- [ ] 「誰向け」が3秒で読み取れるか
- [ ] サービスの内容が一文でわかるか
- [ ] CTAボタン(問い合わせボタン等)がスクロールなしで見えるか
- [ ] キャッチコピーに抽象的な言葉だけを使っていないか
修正箇所②|信頼性を高める「実績・安心の根拠」を追加する
BtoBの高単価サービスほど、「信頼できる会社か」の判断がCVRを左右します。
初めてLPを見た訪問者は、まだ会社のことを何も知りません。「本当に依頼して大丈夫か」という不安を、LPの中で解消できなければ問い合わせには至りません。
信頼性を高める要素(追加候補)
- 導入事例・実績件数(例:「〇〇業界での制作実績あり」)
- お客様の声・インタビュー(顔写真付きが理想)
- 資格・認定・メディア掲載
- 会社概要・担当者の顔写真(「誰が対応するか」が見える)
- 返金・保証・修正対応の説明(安心して依頼できる条件)
⚠️ 注意: 「業界No.1」「最安値保証」など、根拠のない表現は景品表示法(不当表示を禁止する法律)に触れる可能性があります。実績は事実に基づいて記載してください。
よくある失敗:「会社案内をそのまま貼り付け」
会社概要ページの文章をそのままLPに転用しても、信頼性は上がりません。LPでは「読者の不安を解消する順番」で情報を並べることが大切です。
修正箇所③|読み飛ばしに備えた「CTAボタン」の設計を見直す
CTAボタン(問い合わせ・資料請求などの行動を促すボタン)は、「数・位置・文言」の3点を見直すだけでCVRが変わることがあります。
多くのLPで見られる失敗は、CTAがページ最下部にしかないことです。読み飛ばしをする訪問者は、最後まで読まないまま離脱します。
CTAボタンの設計ポイント
| 項目 | 改善前(よくある例) | 改善後(推奨例) |
|---|---|---|
| 数 | ページ下部に1箇所のみ | ファーストビュー・中盤・下部の3箇所 |
| 文言 | 「お問い合わせはこちら」 | 「無料で相談してみる」「まずは話を聞く」 |
| 色・目立ち | 周囲と同系色 | 背景と対比した目立つ色 |
| 補足文 | なし | 「返信は1営業日以内」「相談だけでもOK」 |
CTAボタンの直下に「相談だけでも歓迎です」「回答まで〇営業日」などの一言を添えるだけで、クリックへの心理的ハードルが下がります。
修正箇所④|フォームの「入力ハードル」を下げる
CTAボタンをクリックした後、フォームで離脱している場合があります。フォームの項目数・入力しやすさもCVRに直結します。
フォームの入力ハードルを下げる改善例
- 項目を絞る:「名前・会社名・メールアドレス・相談内容」の4項目が目安。電話番号・FAXなどを必須にすると離脱率が上がる傾向があります
- 必須・任意を明示する:何を必ず入力しないといけないかが一目でわかるようにする
- エラーメッセージをわかりやすくする:「入力に誤りがあります」ではなく「メールアドレスの@マークが入っていません」のように具体的に
- 送信ボタンの文言を変える:「送信」より「相談内容を送る」「無料で相談する」のほうが行動に移りやすい
- プライバシーポリシーへのリンクを置く:個人情報の扱いが明示されていると安心感につながる
📌 フォームの離脱率は、Google アナリティクスの「ファネル分析」(目標達成までの流れを追う機能)や、ヒートマップツール(どこで離脱したかを視覚的に見られるツール)で確認できます。
修正箇所⑤|スマートフォン表示で「離脱ポイント」を潰す
2026年現在、BtoBのサービスでもLPへのアクセスの半数以上がスマートフォン経由になっているケースは珍しくありません。PC前提で作ったLPがスマホで崩れていると、それだけで大量の離脱が起きています。
スマホ表示の確認ポイント
- [ ] ファーストビューのテキストがスマホ画面に収まっているか
- [ ] CTAボタンが指でタップしやすいサイズか(最低44px推奨)
- [ ] 表や画像がはみ出していないか
- [ ] フォームがスマホで入力しやすいか(キーボードが適切に出るか)
- [ ] ページの読み込み速度(表示が遅いと離脱率が上がります)
Google の「PageSpeed Insights(ページの表示速度を無料で計測できるツール)」でスマホの速度スコアを確認し、60点以下の場合は画像の圧縮・不要なプログラムの削除から着手することをおすすめします。
LPを作る前に知っておきたいこと
LPの制作段階でこれらの要素を意識できていれば、後から修正するコストを大幅に減らせます。制作を依頼する際の確認事項は、ウェブ制作の依頼で押さえるべき8つのチェックポイントにまとめています。また、「制作をどこまで自社でやるか」を判断したい方は、自社制作か外注かを判断するポイントをまとめたこちらの記事もご参考ください。
LPの修正を自社で進める際、「何から手をつければいいかわからない」という場合は、専門家に現状を診てもらうのが最短ルートです。無料のAIO/SEO診断はこちら。静岡の地元企業様からのご相談も歓迎しています。
よくある質問
Q1. ランディングページのCVRとは何ですか?
A. CVR(コンバージョン率)とは、LPへの訪問者のうち、問い合わせや申込みなどの目標行動をとった人の割合のことです。「問い合わせ数 ÷ 訪問者数 × 100」で計算します。BtoBサービスでは1〜3%前後が目安と言われています。
Q2. CVR改善の効果はどのくらい出ますか?
A. 修正箇所・現状のCVR・商材によって大きく異なるため、具体的な数値の保証はできません。ただし、ファーストビューやフォームの改善は比較的短期間で変化が出やすい箇所です。改善後は必ず計測し、数字で効果を確認することが大切です。
Q3. なぜクリック数が多いのに問い合わせが増えないのですか?
A. 広告のターゲティングとLPの内容がズレている、またはLPの信頼性・わかりやすさ・CTA設計に課題がある場合がほとんどです。まずGoogleアナリティクスでLP単体のCVRを確認し、問題の箇所を特定してから改善に入ることをおすすめします。
Q4. CVR改善とLP全面リニューアルはどちらが先ですか?
A. まず「部分的な改善(ファーストビュー・CTA・フォーム)」から始めることをおすすめします。全面リニューアルはコストと時間がかかる上、どこが効いたか判断しにくくなります。改善→計測→判断のサイクルを回してから、必要に応じてリニューアルを検討する順序が合理的です。
Q5. LP改善の費用はどのくらいかかりますか?
A. 修正の範囲・ページの規模・依頼先によって異なります。部分修正(文言・ボタン・フォーム)であれば数万円〜、全面見直しを伴う場合は10万円〜が一般的な目安です(制作会社・フリーランスによって幅があります)。費用の妥当性は、改善後のCVR向上による問い合わせ増加数と照らし合わせて判断してください。
まとめ
ランディングページのCVR改善で成果につながる5つの修正箇所を振り返ります。
| 修正箇所 | ポイント |
|---|---|
| ①ファーストビュー | 誰向けか・何ができるか・次の行動を3秒で伝える |
| ②信頼性の根拠 | 実績・顔・返金対応など「安心の根拠」を追加 |
| ③CTAボタン設計 | 数・位置・文言・補足文を見直す |
| ④フォームの簡略化 | 項目を絞り、入力ハードルを下げる |
| ⑤スマホ表示の最適化 | 崩れ・速度・タップしやすさを確認 |
クリックは集まっているのに問い合わせが少ない状態は、LP自体への投資で改善できる可能性が十分あります。広告費を増やす前に、まずLPを見直してみてください。
修正箇所の特定から改善プランの立案まで、専門家の目で一緒に確認したい方は、ぜひ一度ご相談ください。静岡を拠点に、SEO・ウェブ広告など集客の次の打ち手にもつなげられるご提案をしています。



