『ホームページをリニューアルしたのに検索されない』5つの原因と、静岡企業が実装した改善優先度表
『ホームページをリニューアルしたのに検索されない』5つの原因と、静岡企業が実装した改善優先度表
リニューアルしたばかりなのに、ホームページが検索に表示されない。そのお悩み、原因は「作り方」ではなく「SEOの設定ミス」にあることがほとんどです。この記事では、ホームページ リニューアル後に検索表示されない原因を5つに絞り、すぐ動ける改善策とあわせて解説します。
この記事の結論
ホームページをリニューアルしたのに検索されない主な原因は、SEO設定の引き継ぎミスと、Googleへの通知不足です。本記事では原因の特定方法・改善の優先順位・実際の改善事例を詳しく解説します。
– 要点1: リニューアル後に検索されなくなる原因は「技術的なミス」が8〜9割を占めます
– 要点2: 検索表示が落ちる代表的な原因は5つ。すべて対処法があります
– 要点3: まずGoogleサーチコンソール(検索状況を確認できる無料ツール)を開いて現状を確認しましょう
リニューアル直後はアクセスが一時的に落ちることがあります。しかし「数週間経っても改善しない」「リニューアル前より問い合わせが激減した」という場合は、早急な対処が必要です。この記事では、ホームページ リニューアル後に検索表示されない原因を5つ整理し、静岡の中小企業が実際に取り組んだ改善の優先度表もご紹介します。
なぜリニューアル後に検索されなくなるのか?
リニューアル後に検索順位が落ちる理由は、シンプルです。Googleがサイトを「新しい状態」として認識し直すのに時間がかかるからです。
ただし、時間が経っても改善しない場合は「設定ミス」が原因です。よくある失敗は以下の5パターンに集約されます。
| 原因 | 発生頻度 | 影響の大きさ |
|---|---|---|
| noindexタグの消し忘れ | 非常に多い | 最大級(検索結果から完全に消える) |
| URLのリダイレクト未設定 | 多い | 大きい |
| サイトマップ未送信 | 多い | 中程度 |
| ページ表示速度の低下 | やや多い | 中程度 |
| コンテンツの質の低下 | 多い | 大きい |
それぞれを順番に見ていきましょう。
原因①:noindexタグが残ったまま公開してしまった
これが最も多い原因です。作業中のサイトを検索に出ないようにする「noindex(検索除外)タグ」を、公開後に消し忘れているケースがあります。
noindexタグとは?
noindexタグとは、「このページをGoogleの検索結果に出さないで」と指示するコードのことです。制作中のサイトが誤って検索に出ないよう、開発中は意図的に設定されます。しかし、公開時に外し忘れると、サイトが丸ごと検索から消えます。
確認方法
- Googleサーチコンソール(無料ツール)を開く
- 「URL検査」でトップページのURLを入力する
- 「インデックス登録」の欄に「インデックス未登録」と出ていないか確認する
WordPressの場合は、設定メニューの「読み取り設定」で「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていないかも確認してください。
原因②:URLが変わったのにリダイレクトを設定していない
URLが変わると、Googleはまったく別のページとして認識します。リニューアル前にSEO評価(検索順位の強さ)を積み上げたページのURLが変わると、その評価がゼロリセットされます。
リダイレクトとは?
リダイレクトとは、「古いURLにアクセスした人を新しいURLへ自動で転送する仕組み」のことです。設定することで、Googleにも「旧URLの評価を新URLに引き継いでほしい」と伝えられます。
こんなURLの変化がよくあります
http://→https://への切り替え/about.html→/about/のようなスラッシュの有無- ページの階層構造を変えた(
/blog/detail.php?id=5→/blog/seo-tips/など)
⚠️ 注意点: リダイレクトは「301リダイレクト(恒久的な転送)」を使う必要があります。「302(一時的な転送)」では、SEO評価が引き継がれません。制作会社に発注するときは、「301リダイレクトの設定を含めてください」と明示しましょう。
原因③:サイトマップをGoogleに送っていない
サイトマップとは、サイト内のすべてのページ一覧をGoogleに伝えるファイルのことです。これを送らないと、Googleが新しいページを発見するのに数週間〜数ヶ月かかることがあります。
送信手順(3ステップ)
- Googleサーチコンソールにログインする
- 左メニューの「サイトマップ」をクリックする
- サイトマップのURL(例:
https://example.com/sitemap.xml)を入力して送信する
WordPressを使っている場合、「XML Sitemap」などのプラグインで自動生成できます。リニューアル後は必ず再送信しましょう。
原因④:ページの読み込みが遅すぎる
Googleはページの表示速度を、検索順位の評価に使っています。リニューアルで画像が多くなったり、重たいデザインを採用したりすることで、速度が大幅に落ちるケースがあります。
速度の確認方法
Googleが無料で提供している「PageSpeed Insights(ページ速度測定ツール)」を使います。URLを入力するだけで、スコアと改善点を自動で教えてくれます。
速度改善の代表的な施策
| 施策 | 難易度 | 効果 |
|---|---|---|
| 画像を圧縮する | 低 | 高い |
| キャッシュ(一時保存)を設定する | 中 | 高い |
| 不要なプラグインを削除する | 低〜中 | 中程度 |
| サーバーを高速なものに変更する | 高 | 非常に高い |
スマートフォンでのスコアが50点を下回る場合は、早急な改善が必要です(目安として。実際のスコアは業種やページ構成により異なります)。
原因⑤:リニューアルでコンテンツの質が下がった
「見た目をきれいにしたら、文章が薄くなった」というケースは非常に多いです。デザインにこだわるあまり、SEOに有効だった情報量が減ってしまうことがあります。
よくあるミス
- テキスト(文章)が少なくなった
- 重要なページを統合・削除した
- ページタイトルやメタディスクリプション(検索結果に表示される要約文)を設定し直していない
Googleは文章の量や内容を読み込んで、「このページは検索ユーザーに役立つか」を判断しています。リニューアルのタイミングでコンテンツが薄くなると、順位が落ちる可能性があります。
Web集客の土台を整えたい方は、ウェブマーケティングを基礎から学べるこちらの記事も参考にしてください。中小企業が最初に取り組むべき7つのステップをまとめています。
静岡企業が実装した「改善優先度表」
以下は、静岡の中小企業がリニューアル後に取り組んだ改善施策を、優先度順に整理した表です。同様の状況にある企業の参考として、一般的な進め方をまとめました。
改善優先度表
| 優先度 | 対処項目 | 所要時間の目安 | 担当 |
|---|---|---|---|
| 🔴 最高 | noindexタグの確認・削除 | 30分以内 | 制作会社 or 自社 |
| 🔴 最高 | 301リダイレクトの設定 | 1〜3時間 | 制作会社 |
| 🟡 高 | サイトマップの再送信 | 15分 | 自社 |
| 🟡 高 | ページタイトル・メタ情報の見直し | 2〜5時間 | 制作会社 or 自社 |
| 🟢 中 | 画像圧縮・表示速度改善 | 半日〜1日 | 制作会社 |
| 🟢 中 | コンテンツの追記・拡充 | 継続的 | 自社 or 外注 |
### 実際に取り組んだ流れ(事例ベース)
- まずGoogleサーチコンソールで状況を確認。どのページがインデックス(検索に登録)されていないかを特定。
- noindexの削除とリダイレクト設定を最優先で制作会社に依頼。
- サイトマップを再送信し、Googleに新しい構成を通知。
- 数週間後に順位の回復傾向を確認。コンテンツの見直しは並行して継続。
📌 ポイント: 検索順位はGoogleがインデックスし直すまでに数週間〜数ヶ月かかる場合があります。「設定が正しければ待てばいい」という段階と、「今すぐ修正が必要」な段階を区別して動くことが大切です。
リニューアルの段階でこうした失敗を防ぎたい方は、ウェブ制作を依頼するときに確認すべき8つのポイントもあわせてご覧ください。制作会社への発注前にチェックしておくべき項目を詳しく解説しています。
リニューアルの失敗は「作る前の確認不足」から始まることも多いです。具体的な失敗事例や後悔しないための準備については、ウェブ制作でよくある5つの後悔と防ぎ方でまとめています。
もし「自社のどこが問題かわからない」「制作会社に相談したいが何を聞けばいいか不安」という方は、まずお気軽にご相談ください。静岡を拠点に、SEO対策から広告運用まで一貫してサポートしています。
よくある質問
Q1. リニューアル後に検索されなくなるとは、どういう状態ですか?
A. 今まで検索結果の1〜3ページに表示されていたページが、リニューアル後に表示されなくなることです。原因はGoogleへの通知不足や設定ミスがほとんどで、適切に対処すれば多くの場合は改善します。ただし回復には数週間〜数ヶ月かかる場合があります。
Q2. noindexタグはどうやって確認すればいいですか?
A. Googleサーチコンソールの「URL検査」機能で確認できます。WordPressをお使いの場合は「設定 → 読み取り設定」でも確認可能です。また、ページのソースコード(右クリック→ページのソースを表示)で「noindex」という文字を検索する方法もあります。
Q3. なぜリニューアルするとSEV評価がリセットされるのですか?
A. URLが変わるとGoogleは別のページとして認識するためです。旧URLに蓄積した評価(被リンクや表示回数など)が新URLに引き継がれなくなります。301リダイレクトを正しく設定することで、評価の引き継ぎが可能になります。
Q4. リニューアル前後でSEOへの影響を最小限にする方法は?
A. リニューアル前に「既存URLの一覧」と「検索流入が多いページ」をGoogleサーチコンソールで記録しておくことが重要です。URLを変える必要がある場合は必ず301リダイレクトを設定し、サイトマップも公開後すぐに再送信します。
Q5. リニューアル後のSEO対策は、費用や期間はどのくらいかかりますか?
A. 設定ミスの修正(noindex削除・リダイレクト設定など)は数時間〜半日程度の作業で対処できる場合が多く、費用は制作会社の工数次第です。一方、コンテンツの質の向上や表示速度の改善は、継続的な取り組みになります。具体的な費用・期間は状況によって異なりますので、まず現状の診断からはじめることをおすすめします。
まとめ
ホームページをリニューアルしたのに検索表示されない原因は、次の5つです。
- noindexタグの削除忘れ → 最優先で確認する
- URLのリダイレクト未設定 → 301リダイレクトを制作会社に依頼する
- サイトマップの未送信 → Googleサーチコンソールから再送信する
- ページ表示速度の低下 → PageSpeed Insightsで確認して改善する
- コンテンツの質の低下 → テキスト量と情報の充実度を見直す
いずれも「知っていれば防げた」ことがほとんどです。まずGoogleサーチコンソールを開いて現状を確認するところから始めてください。
「うちのサイト、どこが問題か一緒に見てほしい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。静岡を拠点に、SEO診断からウェブ広告運用まで対応しています。対応が早く、費用対効果を重視したサポートをご提供しています。